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[2011.03.30]
■ゆらり、ゆらり
大地震が起きて、津波が来て、多くの犠牲者が出た。 
テレビで見る津波の圧倒的な破壊力に驚かされた。 
家を失い、親族を失い、避難所暮らしを強いられている人達には心から同情する。 
 
いつまで経っても、大地震の余震が収まらない。 
毎日、何回も大きな余震が来る。 
 
テレビを見ていると、テロップで地震警戒警報が出る。 
携帯電話がプワー、プワーと鳴って、地震を知らせて来る。 
 
朝もやの中の東京タワー 
 
パソコンを開くと、中央区役所から地震情報が入っている。 


大地震発生以来、地震から逃れられない生活をしている。 
では、41階のこの部屋で、『地震が来るとどうなるの?』と聞いて来る友人が多いので、その状況をお知らせします。 
 
以前は2階建ての家に住んでいたので、地震が来るとガタガタと音がして揺れるのですぐに分かった。 
 
朝もやの中の丸の内 
 
ここでは音はしない。 
なんだか体がユラユラ揺れるような感じがする。 
それほど大きくは揺れないので、気を付けていないと分からない。 
 
私は女房に、『いま揺れた?』と聞く。 
すると女房も、『揺れたみたいねー』と言う。 
揺れを知るために食堂の天井からぶら下げた飾りが揺れるのを見て、やっと確認できる。 
 
我が家の地震センサー 
 
最初の頃は、「年のせいで、体が揺れるようになった」と思っていた。 
「病院に行かないといけないなー」と思っていたが、それが地震だと分かって安心した。変なことで安心した。 
 
年をとるということは、こういうことなのである。 
 
夜の清澄通り 
 
(おまけの話) 
東京でもアチコチで義援金の募集を行っている。 
私も少ないながら、見掛ける度に寄付をしている。 
それでは企業の義援金はどうなっているのかと思い、調べてみた。 
 
なんとあのユニクロが一番の金額であった。 
オーナーの柳井氏が個人で10億円、会社として4億円、更に衣料品を7億円分提供している。 
さすがに時代の寵児の会社はやることもデカイ!。 
 
勝どき駅交差点(手が揺れている) 
 
銀座4丁目にユニクロの大きな店がある。 
義援金の寄付額でトップと知り、私は思わず買い物をしてしまった。 
衣料品7点を買ったが、それでも1万5000円に届かなかった。 
 
それでも儲けるのだから、ユニクロは偉い。 
そして、その中から最大の義援金を出すのだから、更に偉い。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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