■近所を徘徊する
勝どき辺りというのは、小金井に住んでいた者にとっては縁遠い地域である。 築地市場まではよく来たが、その先はあまり行かない。
だから、この辺りのことはよく知らない。
また、引越したとはいえ、まだこの家に馴染んでいないので、ホテル暮らしをしているような錯覚にも陥る時がある。
そこで、外国旅行の時のように、近所を徘徊してみた。
遊歩道から勝鬨橋を見る
先ずは目の前の隅田川の遊歩道に出て見る。
右手に勝鬨橋が見える。
向かい側は築地市場である。昼過ぎなので、もう終っていて静かだ。
浅草から来た水上バスが目の前を通り過ぎて行く。
川を通り抜ける風が気持ち良い。
清澄通りに戻り、マンションの先にある豊海水産埠頭に行ってみる。
水上バスが行く(東京タワーも近い)
見覚えのある名前の水産関係の会社のビル、倉庫会社、行き交う大型トレーラーが忙しそうに通り過ぎて行く。
そこを通り過ぎて、一番先の突端に出てみる。
汐留ビル群
そこからはレインボーブリッジや竹芝桟橋、お台場のフジテレビなどが丸見えだ。遮るものはなにも無い。
水上バスの停泊場の「日の出桟橋」も見える。
小金井に居た時は富士山がお気に入りだったが、こちらに来て、豊海水産埠頭がお気に入りになりそうだ。
レインボーブリッジを見る(左側がお台場)
(おまけの話)
マンションの裏に廻ると運河に架かる橋がある。
その橋を渡ると、そこには「ホットプラザはるみ」がある。
それはゴミ焼却場に隣接している施設で、温水プールやレストランが併設されている。
その先は広い空き地となっている。
そこをブラブラと歩きながら、お台場方面の写真を撮る。
そうしたら、見覚えのある場所に出た。
ホットプラザ「はるみ」、元国際見本市会場
なんと、ここは元の晴海国際見本市会場の跡地だった。
私の若い頃は、ここで開かれた工作機械見本市に出品者として、2年に1度は必ず来ていたことを思い出した。
思い出の場所のすぐ傍に引越して来たと、今になって分かった。