伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:0] [719] rss feed
[2011.04.20]
■築地市場を徘徊する
築地市場は女房にとっては、自分の縄張りみたいなものである。私達は近くに越して来たこともあり、時々、買い物に出掛ける。 
 
女房は長年にわたり懐石料理教室を主宰していたので、毎月のように築地市場に買い物に来ていた。 
だから、彼女は場外のお店の人とは顔馴染みである。 
 
築地市場全景(我が家から見る) 
 
狭い路地を歩くと、店の人に声を掛けられる。 
『先生、寄って行って!』とアチコチから声が掛かる。 
そんな時の私は肩身が狭い。 


店の人は私を知らないし、私の仕事も知らなかった。 
だから、彼らから見れば私は「髪結いの亭主」にしか見えないのである。 
 
市場内から見た我が家 
 
今回の引越しを機会に、私も連れだって、それらのお店にご近所付き合いの挨拶に行った。 
昆布屋の「吹田商店」、和食器の「東山堂」、鰹節の「秋山商店」、包丁店の「有次」、割烹材料の「長谷川」など沢山ある。 
 
場内にも商店はあるが、基本的にはセリ場であるから、素人は迷惑となるので私はあまり行かない。 
 
魚を運搬して来た発砲スチロールの山(場内) 
 
最近は外国の旅行雑誌などにも紹介されているので、外国人観光客が多いが、大震災の後は見掛けなくなった。 
 
外国へ行っても私達は、その町の市場に行く。 
市場を通して、その町に住む人の生活が分かるからだ。 
 
だから、早く元の元気な築地市場に戻って欲しい。 
多少はマナーが悪くても、外国人観光客がいた方が賑やかでよい。 
 
朝4時の築地市場 
 
(おまけの話) 
築地市場に女房と一緒に昼食を食べに行った。 
寿司を食べる予定の女房と別れて、私は天竹に行った。 
 
この日は3月29日なので、数字の語呂合わせで、「ふくの日」だそうで、いつもは1680円のふぐ天丼が、なんと1000円だった。 
 
ふぐの天竹 
 
殆どの客がふぐ天丼を注文する。私も同じく注文した。 
ところが、私の隣の席のオヤジが「てっちり」を食べていた。 
店はサラリーマンでごった返しているのに、1人でガス台を使い、てっちりとは驚いた。 
 
なにを食べようと勝手だが、この時間帯では浮いている。 
その後も見ていたら、なんとご飯を注文して雑炊を作っていた。 
こういうオヤジが本当の「KY」じゃないかと思うが、どうか? 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん