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[2011.05.10]
■屋形船が行く
暖かくなって来たら、目の前の隅田川に屋形船が目立つようになって来た。昼も夜も沢山の屋形船が走って行く。 
 
女房が、『引越し祝いに屋形船に乗らない?。友人が来た時に乗せてあげれば、喜ばれるじゃない』と言った。 
 
築地市場の前を行き交う屋形船 


調べてみると、どの船宿もかなり値段が高いし、協定価格なのか同じ値段である。 
しかも個人客を相手にしている屋形船は少ない。 
ほとんどが団体貸し切り船である。 
 
季節に応じて、春は「入学祝い」、「就職祝い」、「歓迎会」、夏は「花火見物」、秋は「お月見」、冬は「忘年会」、「クリスマス」と団体客を目当てに、なんでも商売のネタにしてしまう。 
 
月島の船着き場 
 
我が家の右手の朝潮運河にも屋形船の乗り場が見える。 
その桟橋から出る船は「石川丸」という船宿で、お台場コースとお花見コースがある。ここは乗合船も出している。 
 
お台場コースはレインボーブリッジ近くまで行って、そこで停泊して天麩羅を食べる。 
今の季節だけのお花見コースは隅田川を遡って、浅草近くの墨田公園の前に停泊して、そこで天麩羅を食べる。 
 
夜の隅田川を行く屋形船 
 
天麩羅を食べたくない私は屋形船だけに乗りたい。 
そう思っていたら、『チャリティ隅田川桜見物』というのがあった。 
 
でもこれは無料なので、先着順で60名ということで、大混雑が予想されるので、女房は行かないと言う。 
だから結局は屋形船に乗る企画は、誰か北海道から来た友人が行きたいと言った時に、一緒に行くことになりそうだ。 
 
浜離宮の前を行く 
 
(おまけの話) 
屋形船には天麩羅が付き物である。 
天麩羅が出ないで、ただ遊覧する屋形船は無い。 
屋形船に乗れば、強制的に天麩羅と刺身を食べさせられる。 
 
私は食事無しの屋形船に乗りたいのだが、それは無い。 
その理由はハッキリしない。 
 
浅草から日の出桟橋まで水上バスに乗ると、760円である。 
 
朝潮桟橋に戻って来た屋形船 
 
それより近い所から出る屋形船は、食事付きで10,500円である。 
だから、食事を出さなければ500円くらいになってしまう。 
 
これじゃ商売にならないから、船の上で江戸前の天麩羅を食べさせるようにしたのかもしれない。 
でも、あの天麩羅はあまり美味しくないんだなー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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