■医師でもないのに、自己診断
私は健康には自信を持っていた。 現役の時は、数年に1度くらい風邪で会社を休むことはあったが、入院などはしたことが無かった。
ところが引退してから帯状疱疹になり、前立腺癌になった。どちらの病気の発見も、伊達市のI医師のお世話になった。
そして東京で前立腺癌の手術をした時に、生まれて初めて入院を経験したのである。
病気にならないお気に入りのガーコ
4月23日に四谷に住む私の姉が初めて我が家を訪問した。
姉が帰った後に、寒気がして、腹の具合が悪くなった。
トイレに行ったら、水のような下痢だった。
翌日まで待って、月島の休日診療所に行った。
医者は問診の後に、ベッドに寝た私の腹や足や肩を触っていた。
2軒目で処方された薬
そして理由も言わず、『整腸剤を出しておきます。それで大丈夫です』と、呆気なかった。
でも、症状の改善が見られないので心配になり、月曜日にマンション1階のクリニックへ行ってみた。
出て来た40歳過ぎと思われる女医は、問診だけで私の腹も触らない。
私は心配になり、『あのー、私の自己診断ではO157とか、ノロウイルスではないかと思うんですが・・・』と言ってみた。
病気でもないのに寝てばかりのラーちゃん
すると、その女医は、『そんな病気だったら、もっとヨレヨレになっています。これは風邪による下痢です』と、冷たく言われてしまった。
最初の日から3日間、ズーとその状態が続いて、3キロも痩せた。
でも、その女医の調剤が良かったのか、3日目の夜にはすっかり元に戻った。そして、その3日後には体重も元に戻ってしまい、元のメタボに逆戻りしてしまったのである。
大雨洪水注意報も、姉の帰る頃には虹が
(おまけの話)
休日診療所の男性医師は40歳代だと思われる。
診察の時に私に対して、『お父さん。OOですか?』という風に、盛んに「お父さん」を連発する。
そういう時に、私は困る。
私は彼のお父さんではないからだ。
その話を家に帰って話したら、女房は『良かったじゃない。お爺さんと言われなかったんだから!』と、言った。
お気に入りのゾウの照明器具
結婚して子供が生まれると、女房に対する呼び方を変える人が多い。「OO子」から、「おかあさん」か、「ママ」になる。
ところが我が家ではそれは許されなかった。
その当時、女房は、『私はあなたのお母さんじゃない』と言った。
それなのに、医者の「お父さん」は許すのか?