■大江戸線全駅徒歩の旅(東京都庁~六本木)
勝どきに引越して来てから、地下鉄大江戸線を使う機会が増えた。 車を手放したので、どこに行くにも地下鉄かバスか徒歩である。
そうしたら突然であるが、大江戸線の全駅を歩いてみたくなった。1人でも寂しいので、仲間を募った。
大江戸線路線図
大江戸線は都庁駅から円周上に28の駅がある。
それを5回に分けて、ブラブラと歩く計画である。
都庁駅から先にはおまけのような線が光が丘まで行っているが、私はこれは円周から外れるので除外した。
私の計画に賛同してくれたY君、S君、K君が第一回目に集まった。
生憎の小雨模様であったが、午前10時にスタートする。
神宮外苑の絵画館(同行者のK君のスケッチ画)
2駅進んだ代々木駅近くでお茶にする。
同級生同士なので、話が弾んで40分も休んでしまった。
明治通りに出る前に、明治神宮の入り口でお参りする。
謡曲を趣味としているY君の発表会が待たれる国立能楽堂の前を通り過ぎて、千駄ヶ谷の競技場駅に着く。
今日はサッカーの試合があるらしく、若い男女が席取りをしている。
神宮競技場
銀杏並木を過ぎて青山通りに出て、青山一丁目交差点を右折する。少し先をクランク状に曲り、六本木方面に向う。
東大卒のS君がよく通った六本木の研究所は、いまは国立新美術館となっている。
あっという間に、アマンドのある六本木交差点に着いてしまった。昼飯は六本木ヒルズでスンドゥブを食べた。
東京都庁駅から六本木駅までは、休憩を入れても2時間30分だった。
新装なった六本木アマンド
(おまけの話)
青山一丁目を歩いている時にY君が言った。
Y君『青山葬儀場は近いのでは?見てみたい。』
私 『どうして?』
Y君『先日亡くなったキャンディーズのスーちゃんの葬儀が行われた場所でしょう?』
・・というわけで、大江戸線の路線から外れてしまうが、行ってみることになった。
この番地はどこ? 正解は(青山葬儀場)
六本木ヒルズで昼食をとり、帰りは外苑西通りを通って戻ることにして、青山墓地と青山葬儀場に立寄った。
みんなの予想に反して青山墓地は整備されていないし、青山葬儀場は狭かったようだ。
私はY君に言った。
『そろそろ青山葬儀場に葬儀の予約をしておこうか?』
Y君は、『私はそんな大物じゃないから、ここは使わない』