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[2011.06.27]
■ロスの不動産情報
ロスの住む女房の従兄のSさんから手紙が来た。 
「いまロスの街路樹であるジャカランダの花が満開です。この花が咲くと、もうすぐ夏だなーと感じます」と、あった。 
 
今回はこの秋に日本に来るというお知らせの他に、ロスの不動産情報を同封してきてくれた。 
 
それはわら半紙のような粗末な紙に、「これでもか!」という量の売り家情報が詰まっていた。 
 
120~300万ドルの家 (場所 MALIBU) 
 
Sさんの情報によると、「カリフォルニアの失業率は11.9%で、不況の真っ最中だというのに、ロサンジェルスの家の価格は上がりっぱなしです」、とあった。 


広告には豪華な家が並び、100万ドル以上のものばかりだ。 
中には4000万ドルなんてものから、地区によっては2000万ドル以下の家は建ててはいけないという規制まであるようだ。 
 
4000万ドルの家 (場所 BEL AIR) 
 
日本から見ると、アメリカ人はリーマンショックにもめげず、また不動産バブルに踊っているように感じるなー。 
 
Sさんはいま映画俳優のデカプリオの家の設計をしているようだが、海に面していて素晴らしい場所なのだが、津波が来たら流されると書いてあった。 
 
手紙が来る2日前に、ペンタゴンに勤務しているKさんから電話があった。『いまロスに出張で来ている。ブログにも登場するロス在住の建築家のSさんの電話番号を教えてくれ』。 
 
95~295万ドルの家 (場所 PACIFIC PALISADES) 
 
その後、Sさんからメールが来て、『Kさんとランチを共にした。年齢が同じで初対面なのに、ごく自然にうちとけて話題も豊富、笑いも豊富、おしゃべり一杯で、楽しい時間を過ごしました。』とあった。 
 
私のこのブログも、時には国際交流にも役立っているようだ。 
 
135万ドルの家 (場所 SUNSET STRIP) 
 
(おまけの話) 
日本の不動産広告はアメリカとはだいぶ違うようだ。 
金曜日に新聞の折り込みチラシで大量に入って来る。 
しかも殆どがマンション情報で、一戸建ては無いに等しい。 
 
それも立派な紙に、豪華な印刷である。 
それを見ただけでは、「良さそうだ」と勘違いしてしまう。 
夢の生活が待っているような気がして来るから不思議だ。 
 
勝どきの新築マンション広告 (70平米くらいが標準) 
 
詳しく見ると部屋が狭い、価格が高い、物入れが無い、駅から遠いと、マイナス点が多過ぎる。 
写真に写っているインテリアは、値段に含まれない。 
 
それでも住む場所が無いと、人生はやって行けない。 
どこで折り合いをつけるかという難問を解決出来ないで、人生は過ぎて行くのである。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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