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[2011.07.28]
■趣味とはなにか? 
友人のA君が遊びに来て、引退後の趣味のことを話していたのをキッカケに、「趣味とはなにか?」ということを考えた。 
 
人は、『私の趣味は映画観賞です』とか、『読書です』とか、『旅行です』というようなことを言う。 
更には『株式投資です』とか、『骨董品の蒐集です』なんて人もいる。 
 
私の趣味のカメラ(桜と東京スカイツリー) 


そこでよくよく自分なりに考えてみた。 
私が考える趣味の定義は、「金儲けに繋がらないこと」、「受身でなく、自分から行動するもの」でなければならないと思っている。 
 
こんなテーマを書くと、『だから、ジジイは理屈っぽいから嫌なんだよなー』と言われそうだが、そこは我慢する。又は我慢してもらう。 
 
私の趣味の秘湯研究会(奥只見) 
 
映画を見るだけなら、どうということは無い。 
でも、映画を見に行ってパンフレットを買って来て、それを集めるなら立派な趣味となる。 
 
読書でも「投資入門」なんて本を買って来て、金儲けを勉強するのは趣味とは言わない。 
旅行も大手旅行社の格安旅行をしている場合は、趣味とは言えず、全ての手配を自分でして、少人数で個人旅行をするなら趣味に入れても良いだろう。 
 
私の趣味の富士山 
 
骨董品の蒐集も金儲けを秘かに考えている場合が多いので、これも趣味ではない。・・と、したい。 
 
写真撮影は趣味と言っていい。 
なぜなら、上手になってもせいぜい写真展に応募して、ささやかな賞品をもらうくらいが関の山だからだ。 
 
仏像彫刻はどうか?と言えば、これは完全に趣味の世界である。上手になっても、その先は無い。 
自分の仏壇に入れる仏像を彫るくらいが、最終目標である。 
 
私の趣味の仏像彫刻(阿修羅像) 
 
(おまけの話) 
NY時代の友人のA君が遊びに来た。 
彼はいまも東証2部上場会社の社長である。 
 
若い頃にこの近くの学校に通っていたので、我が家の窓から見る風景は、他の人とは比べ物にならないくらいに懐かしく感じたようだ。 
 
彼はいずれ来るであろう引退を考えると、どうしたらいいのかと悩んでいる様子が窺える。 
 
私の趣味の海外旅行(ノールウェイのフィヨルド) 
 
そこで私が、『社長を務めたような人は企画力があるのだから、心配は不要である』と話してあげたら、かなり納得したようだ。 
そして翌日のお礼のメールでは、『今後のことはよろしくご指導を』と、あった。 
 
上場会社の社長から『ご指導を。』と言われるくらいだから、私もそろそろリタイア人の指導者の資格を得たようだ。 
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名前:H.YAMA  2011.07.28 05:39:51
明日の千駄ヶ谷国立能楽堂で、二年ぶりの新作能が演じられる。世阿弥時代に完成を見た能楽に、新しい感性を入れて新作能「影媛(かげひめ)」が、馬場あき子氏の作として発表された。  
『日本書紀』に描かれた影媛を巡る悲恋譚をもとに綴られる歴史絵巻に期待している。  
シテに塩津哲生氏、ワキに大槻文蔵氏にて演じられる。  
 
インドのベンガル虎の撮影旅行のロッジで、私の謡の稽古を聞いて、感心してくれた橋本君でありますが、やはり、プロの演技と謡を聞いてもらわないと能楽の世界を誤解したまま過ごしてしまいそうで、今回の観能のご案内となった次第です。  
 
趣味の世界でも、本物に触れることは大切な要素でもあります。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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