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[2011.07.22]
■日本語を教える勉強をする
例年なら北海道伊達市に滞在している時期だが、今年は1週間の滞在だっので、暑い最中に家にいることになった。 
 
時間を持て余して中央区のHPをチェックしていたら、「日本語指導者養成講座」というものを見付けた。 
 
日本語ならもう70年近くも使っているので、かなり自信がある。そこで、この講座の説明会に出てみた。 
 
20時間の講習を受けて後に、日本語教室で中央区に住む外国人に対して、易しい日本語をボランティアで教えることになる。 
 
日本語教室のパンフレット 


参加者は殆どが若い女性で、オヤジは4~5人だけである。募集人員30名に対して90名くらいが参加したので、選考が行われることとなった。その選考方法は作文だという。 
 
作文を提出してしばらくしたら、結果を知らせて来た。 
私は運良く、合格通知だった。 
 
合格通知書 
 
毎週土曜日の午前9時~午後3時と、火曜日の午後6時45分~8時45分までが勉強時間である。 
30人の生徒の中に、オヤジは4人だけである。 
 
若い女性は体温が高いので、教室が暑い。 
室温28度の節電をしているので、私は汗びっしょりとなる。 
学生時代にもロクに勉強をしていないのに、この年になっての勉強はキツイ。 
 
日本語を教える教本 
 
資格が取れたら、勝どき辺りに住む外国人に日本語を教えよう。 
そして、彼らが毎日の生活に困らないようにしてあげたい。 
そうすれば国に帰っても、日本という国の応援団になってくれるに違いない。 
 
先生用の教本 
 
(おまけの話) 
改めて日本語の勉強をしてみたら、日本語というのはかなり難しい。 
「食べる」の否定形は「る」を取って「ない」を付けて「たべない」であるが、「走る」の否定形は、「はしない」ではなく、「はしらない」である。 
 
では、「来る」の否定形はどうかというと、「くない」ではなく「こない」となってしまう。 
 
「泣く」のテ形は「ないて」であるが、「笑う」の場合は「わらて」ではなく「わらって」となる。また、「飛ぶ」は「とて」ではなく、「とんで」となる。 
 
日本語教室を開く区民館 
 
日本人は当たり前と思っているが、外国人にはそうではない。 
そこを論理的に教えてあげないと、日本語が分からない。 
「ただ記憶しろ!」では駄目なのである。 
 
「自分の話している日本語を教えるなんて簡単だ」と思っていたら、とんでもない誤解であった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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