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[2007.05.02]
■本人の来ない引退記念ゴルフ
西国分寺に住むS君が引退した。 
長い間、公務員として真面目に働いてきた。 
元は高校野球の剛腕ピッチャーだったが、肩を壊して野球をやめた。彼がピッチャーをやっていた時代に甲子園行きを賭けて早稲田実業と対戦したことがある。 
 
その時の早実のピッチャーは今はソフトバンク・フォークス監督である王貞治さんだった。それでこてんぱんにやられた。どういうわけか、私が応援に行くと負けるのだ。 
 



そんなS君を励まそうと思い、彼の好きなゴルフをする『引退記念ゴルフ会』を企画した。事前に何人かにメールを出し、2組くらいでプレイする予定だった。 
ところが忙しいのか、怠けているのかなかなか返事が来ない。 
催促をしたらO君から『今回、予定があり、残念ながら参加できません』というメールが携帯電話から入った。 
 
ところが、これが問題だった。 
O君は気を利かしたつもりで、それを当事者のS君にCCで送信していた。携帯電話からのメールはパソコンのようにCCと出ない。しかもO君は文面の最後に署名を入れない。 
だから、誰から来たメールかよく分らないことがある。 
 
そのメールを見たS君は私にメールを入れて来た。『自分で誘っておきながら、参加しないとはずいぶん失礼ではないか?』 
何のことか分らなかった私は、O君からのメールを思い出した。 
 
要はO君の余計なメールがS君に誤解を与えたのだった。 
電話で話して誤解は解けたが、怒っていたS君は既にその日に他の人とのゴルフを入れてしまった。そんなわけで、引退記念ゴルフなのに、本人が来ないゴルフとなった。『なんの為のゴルフ会か分らない』とM君に文句を言われた。 
 
そんなんじゃ、スコアがいいわけないよなー。シニアになると、早とちり、誤解、自分勝手などで問題が多くなる。 
 
 
(おまけの話) 
友人達と入会しているゴルフ場から封書が届いた。 
開場20周年記念のお知らせで、無料プレイ券、記念品交換券、福引券、割引券などが入っていた。 
 
同じくメンバーのI君を今回のゴルフに誘ったら、『2年間も年会費を払っていないので行けない』と言う。そこで同じくメンバーのE君を誘った。当日のゴルフ場でE君と話していたら、開場記念の案内が来ていないことが分かった。そこでフロントに行って聞いてみた。そこで分ったことがある。 
 
E君も2年間も年会費を払っていなかった。年会費を払っていないメンバーには案内を出していなかったのだ。いまや名門以外のゴルフ場はメンバーでもビジターでも料金があまり違わなくなってしまった。 
それが年会費を支払わない理由の1つかもしれない。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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