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[2007.05.05]
■毎日がゴールデンウイーク
ゴールデンウイークは1年でも最も気候の良い季節の1つである。この時期は人は外へ出たくなる。 
海外旅行へ行ったり、温泉に行ったり、近場の行楽地へ行ったりする。伊達市からは大勢で東京に絵画展を見に来た。 
 



私はゴールデンウイークは外に出ない。 
出ない理由は色々とあるが、主だったものは次のようなことである。『人出が多く、頭が痛くなる』、『値段が高い』、『サービスが悪い』、『みんなと同じことをしたくない』などあるが、最大の理由は『現役の人達の邪魔をしない』というものである。 
 
朝から夜遅くまで働いていて、やっと来たゴールデンウイークに毎日が日曜日の暇人が邪魔をしてはいけない。 
 
でも、そういう時期を狙って各種催し物があるのが困る。 
あまりに良い天気なので、家の近くの小金井公園に行ってみた。公園は大勢の人が出ている。 
東京都が主催して小金井市が後援して『スリーデイ・マーチ』というのをやっていた。3日間をみんなで歩こうというのである。 
 
参加者は高齢者が多い。そんなに歩くのが好きなら、勝手に自分で歩けばいいのにと思うが、そこは日本人である。 
みんなと一緒に同じことがしたいのであろう。 
 
 
スタートとゴールは同じ会場である。 
そこでは色々なイベントが行われている。 
ただ歩くだけなのに屋台は出るし、神楽が演奏される。 
私を見付けた知り合いの市会議員が挨拶に来た。 
先生は大変である。なんでも参加しなければならない。 
 
お父さんも大変である。折角の休みを子供と女房の為に付き合わされる。そんなお父さんが日本を支えているのだ。 
だから暇人の引退組は彼らの邪魔をしてはいけないのだ。 
 
(おまけの話) 
M君は毎日のように彼の撮影した写真を送信してくる。 
私の小金井通信に負けないくらいの数である。 
彼は引退してからカメラを始めた。研究熱心な彼は上達も早い。集まると私の知らないような専門用語を使って話す。 
 
皮肉屋のN君は『学生時代にあれだけ熱心に勉強したら、東大に入っていたのにー!』と言う。 
このゴールデンウイークも、何もすることのないM君は毎日欠かさず写真を送ってくれる。私も負けずに送り返す。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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