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[2011.10.06]
■隅田川を歩く(2)
以前に隅田川を勝鬨橋から遡って吾妻橋まで歩いたので、今回はそれを更に遡ってみようと思った。 
 
吾妻橋の水上バス乗り場には、大勢の観光客がいる。 
外国人観光客も戻って来ているように感じた。 
 
吾妻橋をスタートしたら、すぐに警察官がアジア人を職務質問している場面に出会った。スリランカかバングラディッシュから来たと思われるその青年は、警察官に外国人登録証を見せていた。 
 
ビルに映る東京スカイツリー(吾妻橋近く) 
 
その辺りには白人も大勢いたが、彼らには職務質問はしない。なんだか片手落ちだなー。 


右手に東京スカイツリーを見ながら歩くと、すぐに言問橋である。更に進むと桜橋に着く。 
ここは歩道専用橋で、Xという字の形の珍しい橋である。 
 
その先は少し離れて白髭橋である。 
この手前で隅田川テラスは終りとなり、土手の上を歩く。 
 
言問橋から見る東京スカイツリー 
 
気温30度の中を、かなり歩いて水神大橋に辿りつく。 
もう汗びっしょりである。 
 
ここで隅田川は大きく左へUターンする。 
この暑さで誰も歩いていない中を、次の千住汐入大橋に向う。 
この橋を通り過ぎると、土手の遊歩道も無くなってしまう。 
 
X字型の桜橋から見る東京スカイツリー 
 
仕方なく一般道路を歩いて、千住大橋に向う。 
やっと着いたので時計を見たら、浅草から急ぎ足で1時間20分掛っていた。 
 
もうこの先は面白くなさそうなので、ここで止めて電車で浅草に戻ったら、たった1駅で3分で着いてしまったのにはガッカリだ。 
 
水神大橋の先からUターンする隅田川 
 
(おまけの話) 
桜橋から白髭橋へ向う隅田川テラスの左側奥に、有名な山谷ドヤ街がある。以前に私は探検に行ったことがあるが、思ったよりは危なくなかった。 
 
今は簡易宿泊所も清潔になり、料金もそれなりに上がった。 
簡易宿泊所に泊るお金が無いのか、縛られるのが嫌なのか、その人達が隅田川テラスに出て来て、自分で小屋を建てて住んでいる。 
 
千住汐入大橋の下を走る水上バイク 
 
中にはかなり豪華な家もあり、高床式で屋根もシッカリしている。 
 
家の周りには鉢植えの観葉植物も並べられているし、ペットの猫も飼っているようだ。 
集めたペットボトルやアルミ缶が別棟に保管されている。 
 
我々はホームレスといえば「可哀そう」と考えるが、本人達は意外と満足して生活しているのかもしれない。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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