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[2011.10.07]
■630円で楽しむ企画
毎週の火曜日と金曜日に、マンションに住む暇なジジイ達が49階のスカイラウンジに集まり懇親を深めている。 
私も時々、顔を出すが、どうもジジイ臭くていけないので、私の企画で外に連れ出すことにした。 
 
前回は定期船で晴海埠頭からお台場に行った。 
今回は盛り沢山の企画で、天竹で「かき揚げ丼」を食べて、その後に築地本願寺へ行ってパイプオルガンの演奏を聴く。 
 
隅田川テラスも紅葉が始まった 


その後に、文明堂へ行ってお茶を飲む。この素晴らしい企画で、なんと予算は1人当り630円である。 
 
先ずは歩いて勝鬨橋を渡り、天竹へ行く。 
ランチメニューの「かき揚げ丼」を頼む。630円也。 
食べ終ったら、歩いて築地本願寺へ向う。 
 
天竹で「かき揚げ丼」 
 
12時20分から始まるランチタイム・コンサートを聞く。 
パイプオルガンの音色は、食後の胃袋に心地よい。 
それが終ったら、歩いて戻る。 
途中にある文明堂に入る。 
 
この店は9月30日で閉店となり、建て替えをして2年後に再開するそうで、この日は住所・氏名を用紙に書くとコーヒーが無料となる。 
 
築地本願寺のパイプオルガンのパイプ 
 
これだけの豪華な企画で630円である。 
年金生活者のみんなは大喜びで、今後の企画を任された。 
でも、私だっていつもこんな企画は出せない。 
 
一緒に行った5人の中には、金額を気にしないようなお金持ちもいるし、小遣い銭が殆ど無い人もいる。 
みんなに合わせるのは難しいが、次回は高額な企画を出さないと、私の精神が貧しくなってしまいそうだ。 
 
文明堂の無料アイスコーヒー 
 
(おまけの話) 
年寄りが集まると昔話になるのは仕方ない。 
その日の文明堂での昔話は、食べ物の話だった。 
 
戦後の食糧難の時代の話に花が咲いた。 
Kさんは、『ご飯にサツマイモが入っているのが嫌だった』 
Iさんは、『麦飯が嫌だった』 
私は、『なんでもいいから腹いっぱい食べたかった』なんてことを延々としゃべる。 
 
築地本願寺の茶処の日傘 
 
食べ物の話をしている限り、平和である。 
私の提案で、10月は「野田岩本店」のうなぎ、11月は天麩羅の新宿「船橋屋」に行くことで話がまとまった。 
 
色々な経歴の人達と話を合わせるのは難しい。 
結局は食べ物の話が無難となっているのである。 
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▼コメント(2)
名前:榎本  2011.10.12 09:07:51
同感です。仏像彫刻教室の方々もそお言うでしょう。 
名前:daisukey  2011.10.07 09:45:36
橋本さんがみなさんの輪の中で談笑している姿が目に浮かびます。どこでも目立ってしまいますねー。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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