■こんなにまでして
このマンションに引越して来てから、ゴルフをする機会が無くなった。車を手放したので、ゴルフに行くにはレンタカーを借りなければならないが、それが億劫となっていた。 ある時、このマンション内にゴルフの同好会があるのを知った。
バスでマンション前から出発して、帰りもマンション前まで送ってくれるという私にとっては夢のような話だった。
送迎バスに乗って行く
コンペの当日は午前6時50分にマンション前に集合し、参加者の18人と出発する。
ゴルフ場は千葉県市原市の富士OGMゴルフクラブである。
8時少し過ぎにゴルフ場に到着して、バイキングの朝食を食べる。これは料金に含まれているという。
途中の売店に立寄ったら、飲み物は無料だという。
富士OGMゴルフクラブ
ハーフを終って昼食となったら、10種類以上のメニューの中から好きな物を食べて、これも無料だという。
ゴルフが終って風呂に入り食堂に行ったら、デザートが無料だという。
お勘定を済ませてバスに乗ったら、ゴルフ場からお土産が出た。
こんなサービスを受けたのは、ゴルフ歴45年で初めてである。
コース案内看板
どうなっているのかはよく分からないが、こんなにサービスしなければお客が来ないのだろう。
こんなにまでして生き残りをしなければならない現役の人達を私は本当に気の毒と思うと同時に、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
でも、食べ物につられて来るゴルファーって、いるのかなー?
ショートコースの池
(おまけの話)
ゴルフから戻り家に入ったら、アチコチにラーちゃんの吐いた痕があった。
いつもと違い、ラーちゃんは私のベッドの上で寝ていて、我々が帰って来たのにチラッと見ただけで起きて来ない。
余程、具合が悪いのだろう。
翌朝に近所の動物病院に連れて行ったら、検査をするという。
レストランからコースを見る
夕方になり引き取りに行ったら、人間以上の検査をされていて、「料金は28000円です」と言われた。
高過ぎると思ったが、どうしようもない。
待合室に「ペット保険」のカタログが置いてあったので、それに入ろうと思ったら、表紙に大きく書いてあった。
「猫の場合は加入できるのは、10歳11ヶ月まで」
ラーちゃんは野良猫だったのでハッキリは分からないが、12歳以上だから入れない。