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[2007.05.21]
■三社祭は江戸の華(1)
伊達市の名門金融機関のD信金のR理事長はお祭りが大好きだ。伊達市の夏のお祭りでも先頭になって踊る。 
 
そんなRさんがある時、『今年の浅草の三社祭は5月18~20日なんですよねー』と私に言う。そんなことは全く知らなかった私は、江戸っ子として恥ずかしい思いをした。なにしろ、一度も本物を見たことが無いのだ。 


5月19日(土)は三社祭のイベントは30基くらいの神輿が出る渡御である。。12時30分の集合に合わせて各町会から神輿が仲見世通りを通って浅草寺へと向かう。そこでは神輿と担ぎ手と係員と観光客でごった返し、なにがなんだか判らないような状況が出現する。 
 
    三社祭  
 
なんと掛け声をかけているのかよく聞き取れないが、『セイヤ。セイヤ』と言っているらしい。神輿は小ぶりで50人くらいで担いでいる。右に左に揺れながら浅草寺に向かって行く。浅草寺の本殿を左に回り込み、裏手の広場に全ての町内の神輿が集結する。なかなか壮観である。 
 
 
次に一基ずつ隣の浅草神社に向かいお祓いを受けた後に、また各町内に戻って行く。これを『渡御』というらしい。狭い道路に数十万人の観光客が来るので、身動きが出来ない。この祭に合わせたのか、外国人観光客もやたらと大勢いる。明日の本番では大神輿が3基出る。 
1基を100人で担ぐという。でも、もう疲れて行けないなー。Rさん、来年は自分で見に来て下さい。 
 
(豆知識) 
仲見世通りを通って突き当りのみんながお参りするのは浅草寺(せんそうじ)です。三社祭の行われるのは浅草神社(あさくさじんじゃ)で、右手に隣り合って建っています。 
 
 
(おまけの話) 
浅草には美味しい店が多いので、どこに行くか迷う。 
今日はお祭りなので、屋台の数は100軒以上も出ている。みんなそこで何かを買って食べている。外国人も恐る恐る焼きそばやたこ焼きを買っている。私は今日は天婦羅屋の大黒家に決めた。 
 
ここは天丼が名物である。混まない内にと思い、11時少し過ぎに店に入る。天丼はエビ、アジ、ししとう、かき揚げが入って1470円である。 
下町風の衣の多く付いた天婦羅に黒い汁がかかっている。味は濃い目である。若い頃はこれが好きだったが、久しぶりに食べたら味が濃過ぎて食べ切れなかった。 
 
値段が高い店のせいか、若い者はいないので静かに食べられる。お祭りの世話役らしい『いなせな旦那衆』が何組も天婦羅を肴に一杯やっていた。下町の風情がなんとも心地良かった。 
 
小金井の自宅から 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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