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[2011.11.21]
■正解は遥か彼方
宝探しの第一ステージで出会ったSさんは、私にとっては女神である。 
そのSさんが私の誘いに乗って、マンションにやって来た。 
49階のスカイラウンジに行って、色々な話をする。 
 
彼は外資系の会社に勤務していたが、色々あって退社した。 
1年くらいはゆっくりし、精神と体力を回復させてからまた就職先を探そうと思っていたら、それが3年になってしまったそうだ。 
 
49階のスカイラウンジのSさん 


今はマラソンのタイム短縮と、英語力アップに懸ける日々のようである。 
ゴルフもするし、海外旅行もするしで、失業者というイメージは全く無い。 
これはお金が無いと出来ないことだ。 
 
私のことも話をし、ドンドンと話は盛り上がる。 
彼は全てに積極的であり、人生を謳歌している。 
「仕事は手段であり、人生の目的ではない」という点に関して、私と全く同意見である。 
これからも時々会って話をしたい男である。 
 
日本橋の乙女像 
 
そして、やっと話が宝探しになった。 
そもそも今回は宝探しの第2ステージの答を、お互いに確認し合うのが目的だったのである。 
 
私の探し当てた「答」を示したら、『橋本さん、それはまだまだ答えには遠いですよ』と、言われてしまった。 
私も薄々は、「これじゃないよなー。もう少し探そうか」と思ってはいたので、「ヤッパリなー」という受け止め方だった。 
 
日本橋の装飾 
 
Sさんの解説を聞いても、難しくて分からない。 
そこで一足飛びに、前回と同じく「答」を教えてもらった。 
気の良いSさんは、苦労して探し当てた答を気持ちよく教えてくれた。 
 
今回の宝探しは私にとっては、「宝探し人、探し」であった。 
 
私が探し当てたヒントの1つ(何がなんだか分からない) 
 
(おまけの話) 
教えてもらった答をそのまま提出するのも気が引けるので、Sさんに教えてもらったヒントが書いてある場所に行くことにした。 
 
私が見付けたヒントは、6個の内のたった1つだけであった。 
残りの5個を探しに2日に分けて出掛けた。 
ある場所でやっと見付けたと思ったら、先に来ていた悪い奴がヒントを剥がして持ち帰ってしまっている。 
 
日本橋川 
 
剥がした跡はあるが、ヒントが無い。 
悪いことをする奴がいるものだ。 
Sさんに答を教えてもらっている私には被害は無いが、一生懸命になって探し当てた人には本当に気の毒である。 
 
もし、私が100万円をゲットしたら、必ずSさんに山分けしようと思う。 
ありがとう、Sさん。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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