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[2011.11.18]
■やっと来た幼なじみ 
M君とは私が幼稚園に入った時に知り合った。 
小学校は別々だったが、彼は途中で引越して来たので、小学校の高学年でまた一緒になった。中学と高校は私立の学校に行ったが、そこでも一緒だった。 
 
大学に入ったら、またそこにいた。 
私の家と彼のオヤジさんが経営する会社が近かったので、彼のオヤジさんは毎日のように我が家に顔を出していた。 
 
カモメが屋形船を追う 


私が結婚して、やっとM君と離れたと思ったら、ゴルフ場でまた一緒にメンバーになった。 
そうこうしている内に、私は都内の今の場所に引越して、本当に別れることになった。 
 
もっと早く我が家に来るべきM君であったが、3月の大震災で福島に主力工場を持つ彼の会社も被災した。 
その復旧と、その後の対応に忙しく今となってしまった。 
 
飛行船が丸の内方面を飛んでいる 
 
M君夫妻と一緒に来たのは、先日、人形町でバッタリ出会ったI君とその奥さんであった。 
都会の高層マンションから見下ろす町並みを見て、M君は『なんだか昔の殿様になったような気分だ』と言っていた。 
 
忙しい彼らは2時間だけの滞在で帰って行った。 
次回は夜景を見に来るか、東京湾花火を見に来るそうだ。 
 
みんなで記念撮影 
 
まだ2人とも現役で、会社経営で頑張っている。 
彼らが日本経済を底辺で支えてくれているかと思うと、引退オヤジの私は彼らの方に足を向けて寝られない。 
 
でも、自分の部屋に戻ってベッドの向きを見たら、彼らの方に足が向いていた。でも、構造上、変えられない。困った。 
 
築地市場の船着き場にもカモメが舞う 
 
(おまけの話) 
M君から久しぶりに私の古巣の小金井の情報を聞いた。 
テレビ報道によると、小金井市は大問題を抱えている。 
 
なんと町中が生ゴミで溢れそうになっている。 
ことの発端は、今年の春の市長選で新人が当選したが、この市長は選挙期間中に、『他市にゴミの焼却を頼んでいるのは、税金の無駄遣いだ』と声高に叫んでいた。 
 
帰って行くM君とI君の車(我が家から見える) 
 
ところが当選してみたら、他市が腹を立てて、『無駄遣いなんて言われてまで、引き受けない』となってしまった。 
自前のゴミ焼却場を持たない小金井市は、そんなことで生ゴミの山となった。 
 
進退窮まった新市長は、就任後わずか半年で辞任することになってしまった。 
M君が来た翌日に、その市長が彼のところに辞任の挨拶に来るそうである。 
 
そんな小金井市を離れた私は、故郷の小金井市がチョット心配だ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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