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[2007.07.25]
■パジェロで登って夕陽を見る
私の住んでいるコテージはゴルフ場の中にある。 
そのゴルフ場の終ったところを更に上ると、山の頂上に出る。私は春と夏と秋にそこに上ったことがある。冬だけは行ったことがない。 
 
3月の春はまだ雪が一杯だった。そこへはKさんの案内でスノーモビルで行ったことがある。 
夏と秋はやはりKさんの案内で4輪駆動車で登った。 
頂上からの展望は『伊達にもこんな景色の良い場所があるのー』と驚く。 
 



ある日のことである。コテージに現れたKさんが『頂上の夕日が綺麗だよー』と言う。 
でも忙しいKさんはなかなか私を連れて行ってくれない。催促したら、『じゃー、パジェロを貸すから自分で行って来て』と言う。そこでコテージに滞在中の友人達を誘ってパジェロで出掛ける。 
 
洞爺コースの端をかすめてパジェロを走らせる。 
コースを外れると細い山道となる。4輪駆動車でなければ行けない。道は細くなり、車がやっと通れるくらいになって来る。両サイドの木々の葉が車の窓に当たる。10分くらいでやっと頂上に出る。 
 
そこからの景色は素晴らしい。視界を遮るものは無い。内浦湾、有珠山、洞爺湖、羊蹄山、中山峠など、全てが見える。 
ウインザーホテルからの景観が良いと言うが、そんなものは比較にならない。 
 
ウインザーホテルの右手に沈んで行く太陽を見ながら、感傷にふける。ここへ来て、自然を大事にしないといけないなーと思った。 
次回はもっと夕陽が綺麗な日を選んで撮影に行こうと思う。 
 
 
(写真の説明) 
一番左手の山は有珠山である。その手前で白く見えるのは昭和新山の噴煙である。湖は洞爺湖で、左手の山の頂上に見える四角の建物が来年の7月に開催が決定したサミットの会場のウインザーホテルである。 
 
湖の左手のカーブした辺りが洞爺湖温泉街である。 
湖の中央の小山が中島という島で、鹿が異常繁殖している。湖の手前の白い物は農家のビニールハウスで、その辺りが話によく登場する壮瞥町だ。 
 
写真のパジェロは古いので、少しブレーキの効きが悪い。この車は広大な私有地内しか走らないので、ナンバープレートは無い。そこは山の頂上で、360度が見渡せる素晴らしい景観の場所である。 
 
(おまけの話) 
ある日、ホテルローヤルのKさん夫妻を誘って頂上に行った。この日の夕陽は幻想的だった。 
どういう気象条件の時に夕陽が綺麗に出るのかは、まだ私にはハッキリとは分らない。 
 
天気が良くても雲が無いと駄目である。それも薄い雲が良いように感じる。この日は雲が厚かったが、地平線と雲の間に空間があった。 
そこへ沈んで行く夕陽もまた良かった。 
借り物のパジェロで、借り物の自然を見せてあげてKさん夫妻には喜ばれた。人の物で義理を果たすとはこのことか? 
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▼コメント(1)
名前:夕陽ハンター1号です  2007.07.26 12:37:25
先日は、絶景の夕陽の感動をありがとうございました!夫は観光協会に携わっている人間ですが、先日は東京の方に地元のビュースポットをご案内頂き「灯台下暗し」だなあーと反省しきりでした(笑)。掲載のお写真が物語るように、神々しい程の景観でした。でも、ブログをお読みの皆様、「百聞は一見にしかず」です。ぜひ、一度あの山頂にご自分の足で立たれてみる事をお薦めいたします。  
その際はネイチャーガイドの橋本さんをご指名いたしましょう!。素敵な奥様は最近とてもアクティブな日々で  
先日、東京にご静養に戻られたとの逆転現象のお話(笑)。とても、ユニークでした。愉しいお時間をありがとうございました^^ 。  

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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