伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:1] [685] rss feed
[2012.03.30]
■若者、よそ者、変り者
なにかで読んだのだが、「町興しは若者、よそ者、変り者でないと出来ない」と書いてあったが、私も全く同じ意見である。 
 
特に田舎は色々としがらみがあり、なにかをやろうと思えば、必ず親戚や知り合いが迷惑することになる。 
いわゆる既得権の侵害が起きるのである。 
 
伊達市の武者祭り (私は2回参加した) 


私は夏の間に伊達市に行くようになって、9年目を迎える。 
夫婦とも田舎が無い私達は、最初は田舎の良さしか分からなかった。 
それが毎年行くようになり、その町の色々な事情が見えて来た。 
 
先ず気を付けないといけないのが、人々の縁戚関係である。 
東京では殆ど気にすることもないのだが、田舎では思い掛けない人同士が親戚関係にある。 
 
鮭の定置網漁 (毎年、船に乗せてもらった) 
 
そんな混み入った関係では、新しいことは出来ない。 
伊達市でも商売で成功している人達は伊達市生まれではなく、他所の町から来た人達が多い。 
しがらみが無いので、遠慮なく思い切った企画が出来るからだろう。 
 
最近の伊達市は少し元気が無いと聞いている。 
東北の被災地のことを思えば、伊達市の人は恵まれている。 
元気を出して、「町に残った若者」、「移住して来たよそ者」、そして「変り者」が協力して伊達市の活性化に努力して欲しいと願う。 
 
イコロ農園の田んぼで草取り 
 
そんなことを書きながら、私も深く伊達市に入り込んでしまったので、それなりのしがらみが出来てしまった。 
「変り者」であることは自覚しているが、もう「よそ者」ではなくなってしまったので、町興しには向かない男になってしまった。 
 
でも、私はもう最初の頃の元気は無いので、ただの変なジジイである。 
 
中華料理店「菜菜」のオヤジさんは元気かな? 
 
(おまけの話) 
時々、伊達市の友人達からメールが来る。 
また、伊達市役所からは「市報」が送られて来る。 
時期が来ると、頼んであった「貝殻付き帆立貝」が届く。 
 
それが夏以外の時期の、東京に住んでいる私と伊達市の繋がりである。 
そんな時に伊達市のHさんからメールが届いた。 
『伊達出身の劇作家、藤田貴大くん(26歳)が岸田戯曲賞を受賞しました。』 
これは素晴らしい快挙である。 
 
「峠のやおや」 (お伊っ達本舗の出店) 
 
しかし残念なのは、彼が「伊達市を出て行ってしまった」ことである。 
出来たら、伊達市の中から日本や世界に情報や製品を出して欲しい。 
そうすれば、大勢の人が伊達市を訪問するに違いない。 
 
私は「お伊っ達本舗」に期待しているが、スケールが小さいかな? 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(1)
名前:V・スガワラ  2012.03.30 21:24:50
お伊っ達本舗は、スケールは今は小さいですが、頑張りますよ!(笑) 皆様のご協力をよろしくお願い致します。 5月下旬から、毎日、営業を致します。 お待ち下さい!  

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん