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[2012.04.02]
■3度目の正直
昨年の9月にY君と熊野詣でをしようと計画した。 
ところが、前日になり台風12号の影響で急きょ、旅行が中止となった。 
 
伊勢神宮の手水場でお清めをする 
 
仕方ないので、同じ旅行を11月に申し込んだ。 
そうしたら、また駄目だった。 
台風による現地の被害が甚大で、とても受け入れが出来ないと分かったのである。 
 
パック旅行の仲間が大勢でお参りする 


今年になり、Y君から連絡があった。 
『熊野に行けるようになったが、行きますかー?』。 
私は、すぐに『行く!』と答えた。 
3度目の正直で、やっと行けることになった。 
 
今回の旅は、久し振りの大手旅行社のパックツアーである。 
団体旅行が苦手な私は殆どパックツアーには参加しないのだが、今回ばかりは安さに惹かれて参加してしまった。 
 
大木からどんな音が聞こえるのか? 
 
旅行社のパックツアーとなると、お客さんを満足させる為に「あれもこれも」と、行きたくないところにも連れて行かれる。 
このツアーがそれで、1日目は伊勢神宮に行かなければならない。 
 
伊勢神宮は、今までに飽きるほど行った。 
今ではガイドも出来るくらいだ。 
 
遷宮の場所は白いテントで覆われている。 
 
外宮を見学してから、内宮へ行く。 
どちらも観光客で溢れている。 
来年は式年遷宮の年に当るので、今は白幕の中で新しい御正殿が建設されているらしいことが、外から分かる。 
 
この建物の建設責任者は同級生のN君なのだから、我々は誇りに思う。 
 
参道の真ん中にも大木が・・・。 
 
参拝は適当に済ませて、宇治橋を渡り右折して「おはらい町」に行く。 
目的は赤福本店でお茶をすることである。 
ところが行ってみてビックリ。店の前は行列だ。 
 
御正殿にお参りする人の多さにビックリ。 
 
日本中を騒がせた「赤福の製造年月日の偽装問題」もすっかり忘れられて、今は以前の賑わいを取り戻している。 
日本人は「忘れっぽい」という良い点もある。 
 
伊勢名物の「伊勢うどん」のメニュー 
 
(おまけの話) 
おかげ横丁でコーヒーを飲んだ。 
店員のオバサンは、みんな私達より年上のようだ。 
時間があるので、世間話をしてみた。 
 
「赤福本店」でお茶を・・・。(270円) 
 
そして私の以前からの疑問に付いて、聞いてみた。 
私  『伊勢うどんというのは美味しくないが、あれはなんですか?』。 
店員 『あれは元は店のまかない食だった。すぐに食べられるように、柔らかく茹でて、汁も無しにして醤油をかけたのが始まりです』。 
 
「おはらい町」の賑わい。 
 
私  『もう1つの名物の手こね寿司」はなんですか?』。 
店員 『あれは漁師料理で、家から酢飯を持参して、船の上で釣った魚を捌いてのせたのが始まりです』。 
 
『そうかー。道理でどちらも美味しくないわけだ。』 
・・・・なんてことを言うと、伊勢の人に怒られるかもしれないなー。 
 
今では珍しい射的もある。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2012.04.02 22:15:14
皆さんは、こだまにグリーン車がある事を知っていましたか?今回のツアーは、2人で10万円でありました。グリーン車に乗るのは、数十年ぶりであります。東京・名古屋間をこだまのグリーン車とは不可思議な取り合わせでもありました。私たち男二人連れ以外は、バス1台が全て老夫婦の典型的な天国へのお土産ツアーとなっておりました。  
早朝7時30分にホテルを出発して、数えきれない名所旧蹟を見物して、昼食はバス弁3日間の強行軍。ホテル帰着が、6時30分で名物洞窟風呂にも30分しか入れずに、レストランへ直行。  
焼酎を1杯飲んで、床へ着いたのが8時30分でそのまま沈没する有様でした。  
おあとは、橋本君の名ブログをお楽しみに。  
只々、疲れた・・・・・!! 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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