■がんばれ!、サラリーマン
上場企業の決算発表が新聞紙上を賑わしている。 多くの企業が好決算のようだ。
「史上最高の利益」なんて会社も出て来ている。
それにしては、世の中は不況が続いているように感じる。
10分で500円だと、1時間で3000円となる! 銀座は異常だ。
私は現役の時から持ち続けている上場株式がささやかだがある。
これは友人の関係で持ったのだが、そのままになっている。
配当がある会社と、無配の会社の2社の株式だが、購入した時から見ると、かなりの目減りをしている。
新入社員の記念撮影 (新宿住友ビル)
年金しか収入のない私は、手持ちのお金を増やす手立てが無い。
それよりも、「引退して全ての経済活動を止める」と女房に言った手前、お金に手を触れられない。
こんな高価な物は、昔も今も関係ない。(銀座で)
でも、そうなってみると、世の中の不景気にも関係が無くなるし、デフレなんかは却ってありがたくなっている。
隅田川を漂う空ペットボトル。私の株も漂っている。
でも、欲を言えば、自分の持ち株だけは元値に戻って欲しいなー。
窓から見えるトリトンスクエアは、住友商事とその関連会社が入っている。
私も現役の時はそのビルに何回も通ったことがある。
あの頃、お付き合いがあった人達は、もう定年を迎えただろうと思う。
住友関係の会社ばかりのトリトンスクエア。
毎朝、午前8時30分頃から、途切れることも無く出社する社員の列が続いている。遠くで小さく見えることもあり、「働き蜂」という形容がピッタリである。
思わず、『がんばれ!、サラリーマン』と声を出してしまう。
有楽町から丸の内へ。
現役の人達には申し訳ないと思いながら年金を頂いているが、その辺を歩いている若者に「お仕事ご苦労さま。年金をありがとう。」なんて言ったらナイフで刺されてしまうかもしれないので止めている。
私がいつも感じて生きてきた言葉。 (ハワイの和尚の名言)
でも、いつも心の中では「ありがとう」と言っていることは知って欲しい。
(おまけの話)
街を歩くと妙な人達と出会う。
上下が黒づくめの若い女性である。
黒い上着に黒いスカート、黒い靴、そして白いブラウスである。
サラリーマンがいっぱいいる新宿NSビル
更に黒いショルダー型のハンドバッグを持っている。
知らない人が見たら、葬式に行く途中だと錯覚するスタイルだ。
彼女達はみんな就職活動中の女子大生である。
なぜみんな同じ格好をするのだろうか?
同じ格好をすると、その女性の美醜、スタイルなどがハッキリしてしまう。
表通りには豪華な衣装が。 (Cartier)
就職したいなら自分の個性を訴えるべきなのに、大学の就職課の指導か、或いはリクルート雑誌の特集か分からないが、多くの女性は自分に不利なスタイルをしている。
殆どの女性が美人ではないし、スタイルもずば抜けて良いということもない。
ブタパンとパンダパン (ジョアン)
引退オヤジが余計なことを言ってはいけないが、みんなと同じ服装でいることで安心してしまうのかもしれない。