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[2012.08.03]
■文字と教養の関係
私は字が下手だ。それがいつも劣等感となっている。 
字を上手に書けると、それだけでその人が教養豊かな人に思えて尊敬してしまう。 
 
実際のところは分からないが、字の上手下手と教養とは関係があるのだろうか? 美人の方が良いに決まっているように、字も上手な方が良い。 
 
第64回 毎日書道展 


マンションの友人にKさんという人がいる。 
彼の趣味は書道だと聞いていた。 
ある時、Tさんが遠慮がちに『毎日書道展に出展したので、良かったら入場券を差し上げます』と言った。 
 
六本木 国立新美術館入口 
 
私は書道に興味は無いが、Kさんの書には興味がある。 
毎日書道展というのは権威のある展覧会のようで、国立新美術館の1階から3階までを使って膨大な量の書を展示している。 
Kさんが言っていたのを思い出した。 『私のは3階の奥の方です』。 
 
毎日書道展会場 
 
これを聞いていなかったら、見付けることさえ出来なかっただろうと思う。 
個性的な書が「これでもか!」というほど展示してある。 
こんなにも大勢の人達が書道を趣味にしているのを知って驚いた。 
 
最高賞の「文部科学大臣賞」受賞作品 
 
私には下手なのか、上手なのかも分からない。 
分かるのは、大きな立派な額縁である。 
書道も展覧会に出すくらいになると、額縁にお金が掛りそうだ。 
 
Kさんの作品 「槍ヶ嶽」 
 
肝心のKさんの作品は「槍ケ嶽」と書いてあり、私の好きな字体だ。 
Tさんに来る前に聞いたら、『2本の筆を一緒に握って書いた』と言っていたが、相当な腕前なんじゃないかと思う。 
 
これも書? (受賞作品) 
 
でも、残念ながら入賞は逃している。 
私が審査員なら、Kさんの作品は入賞だと思うんだがなー。 
 
Kさんの作品より上手かな? (受賞作品) 
 
(おまけの話) 
せっかく六本木まで行くのだからと思い、久し振りに焼きソバが名物の「梅蘭」に行ってみようと思った。 
 
六本木ヒルズ 「梅蘭」 
 
場所は分かっているつもりだったが、自分の思っていた場所には無い。 
ウロウロと15分も探し歩いたが、見付からない。 
 
仕方ないので、恥を忍んでインフォーメーションに行った。 
『あのー、焼きそばで有名な店に行きたいんですが、どこですか?』。 
美人の案内嬢は、『梅蘭なら、突き当りのエスカレーターを降りて左に行ったところです』と教えてくれた。 
 
名物 「梅蘭焼きそばセット」1080円  
 
なんのことはない。私は階下ではなく、階上を探していたのである。 
最近、こういうことが多くなったような気がする。 
それでも久し振りの「梅蘭焼きそば」は美味しかったなー。 
 
これなら私でも書けそうだ。ローマ字か? 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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