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[2013.01.07]
■正しい正月の迎え方 
引退すると、暮から正月にかけての過ごし方が難しい。 
最近は31日は「年越しソバ」を食べる。 
蕎麦屋に行く場合もあるし、店で買ったソバを家で食べることもある。 
 
午後7時15分になると、NHKで紅白歌合戦が始まる。 
昔はこの番組以外は見なかった。 
ところが最近になり、その紅白歌合戦をあまり見なくなった。 
 
零時になって、「2013年」の表示が出た東京タワー 


その理由は知らない歌手が増えてこともあるし、韓国人歌手なんて出て来て、国民的な歌合戦でなくなってしまったことにもよる。 
また、その歌詞も美しくない。 
ダラダラと言葉を並べて、英語混じりで聞き手の想像の入る余地が無い。 
 
勝鬨橋の右上に築地本願寺のライトアップが見える 
 
家族でウトウトしながら紅白歌合戦を見ていたら、寝てしまった。 
『ディズニーランドでカウントダウンの花火をやっている』という声に起こされる。 
窓から外を見たら、花火が盛大に上がっていた。 
 
葛西臨海公園の右手にディズニーの花火が見えた 
 
それが終ったら急に思い立ち、初詣に行きたくなった。 
近所のカメラマンのO君が昨年の正月に、『波除神社に初詣に行くと、無料でお札をくれるよ』と言っていたのを思い出したからだ。 
 
防寒用の重装備で家族と出掛ける。 
深夜だというのに、通りには結構大勢の人が歩いている。 
勝鬨橋を渡ると、もうお札をもらって帰って来る人達に出会う。 
 
長い参拝客の行列の波除神社 
 
晴海通りを左折すると、築地市場の入り口の辺りに行列が見えた。 
焦って速足となる。既に500人くらいが並んでいる。 
寒空の中を1時間近く並んで、やっと神殿にたどり着く。 
 
入り口で神官から干支のお札を手渡される。 
その先の稲穂で出来た輪を、しきたり通りに左足から跨ぎ、八の字に廻る。 
そして神殿でお賽銭を入れて、二礼・二拍・一礼でお参りをする。 
 
波除神社の干支のお札 
 
昔はお願い事が山ほどあったのでお賽銭も弾んだが、今はお願い事が無くなってしまった。強いてお願いするとすれば、健康とポックリである。それも寂しい。 
 
その足で築地本願寺に行ってみた。 
こちらはお正月はあまり商売にならず、人影もまばらである。 
初詣はやはり神社に分があるようだ。 
 
築地本願寺は人影もまばら 
 
寒い中を2時間半もウロウロし、午前3時に布団に入った。 
そして午前7時に起きて、元旦からパンとトーストの朝食を1人で食べた。 
更に9時半になり、家族が起き出して来たので、それからおせち料理も食べた。最後にあまり正しくないお正月の迎え方になってしまった。 
 
ラーちゃんも食べたい黄色い蒲鉾 
 
(初詣した神社)・・・9ヶ所 
1日・・・・・波除神社、築地本願寺 
2日・・・・・ホテル・ニューオータニの日枝神社分社、靖国神社、東京大神宮、善國神社 
3日・・・・・住吉神社 
5日・・・・・富岡八幡宮、深川地蔵堂 
 
(おまけの話) 
昔は正月が来るのがとても楽しみだった。 
お年玉をもらえるとか、お餅を食べられるとか、どこかへ行けるとかがあった。 
 
ところがいつの頃からか、これらは全て「いつでも出来る」ようになってしまった。 
 
勝鬨橋から見る我が家(左手) 
 
「お年玉」は自分で働いてお金を得ることで解決してしまったし、「お餅を食べる」はサトウが切り餅なんてものを売り出した為に、1年中いつでも食べられるようになった。 
 
「どこかへ行ける」は国民の休日が増え、遊ぶことに罪悪感が無くなって解決してしまった。 
 
元旦の早朝の汐留方面 
 
スーパーやデパートも正月から営業しているし、吉野屋やセブンイレブンなども大晦日も正月も24時間営業をしている。 
日本からお正月を奪ってしまったこれ等の商売人は、日本の良い習慣を破壊したことに対して責任を取って欲しい。 
 
波除神社のお歯黒獅子 
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▼コメント(1)
名前:shinji  2013.01.08 04:28:46
Los Angeles でも 紅白を見ましたが、もう来年は見たくないという結論に達しました。 おっしゃるとおり、ゴチャゴチャとした歌詞の羅列と心に届かないメロディーの連続と、品格のない歌、幼稚なショーに辟易としたからです。ただ二つだけ見てよかったと思わせたものは、上を向いて歩こうと、ヨイトマケの歌でした。両者ともに、シンプルながら心にグッとくるものがありました。  
 
それから、余談ですが、紅白の出場者が ”よろしくお願いします” を連発するのは耐え難い。 ああいうあいさつは、出演者同士、楽屋でやっておくべきものでしょう? ステージに立ったら、お客さんの目も耳も心も奪うように楽しませることに集中すべき、がエンタテイナーの心得と思います。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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