■新茜カントリークラブ
19日の夜にお隣のコテージで近隣のゴルフ場の支配人の会合があり、その後の懇親会に私達は招かれました。
6時から始まった懇親会は延々と続き、午後10時で眠くなった人が出た為にお開きとなりました。それぞれのゴルフ場では色々な問題を抱えており、思わぬところでゴルフ場の内情を知りました。
そこで、この会に参加していない新茜カントリークラブに私は視察に行き、私の目で見たゴルフ場の経営を外から見てきて報告をしようと勝手に思いました。よく選挙の時などにある『勝手連』です。
3年目に入った私達は伊達CCとトーヤレイクヒルGCと、北海道新聞のSさんに連れて行かれた羊蹄山CCしか知りませんで、ここのKさんに義理立てしています。
さて、20日の早朝にコテージを出て、新茜CCに着いたのは7時30分でした。室蘭方面の入り口からの道は舗装も無く、かなり悪路です。
車寄せには支配人らしき中年の男性がいてクラブを受け取ってくれます。
フロントには女性がただ1人で受付をしています。
彼女に聞いたら、今日はたまたま8時の予約があったので出勤していたが、普段は最初の予約が9時頃のことが多いので、その時は8時30分にならないと出勤しないそうです。
マスター室前には先ほどの支配人らしき男性がカートにクラブを積んでくれていました。この時間帯は出勤しているのはこの2人だけだそうです。
2人乗りのカーとでアウトから出て行きましたが、グリーンが見えるので私達にはキャディは不要です。
8番ホールを終って9番に行こうとしたら、突然、カートが動かなくなりました。仕方ないので携帯電話で事務所に連絡し、別のカートを運んでもらいました。
運んできたのは先ほどの支配人らしき男性で、よくあることのような感じです。それでも、あっという間にハーフを終りました。
インに入ると前に人がいました。でも男性1人にキャディが2人で、カートを使わずなんだか変です。キャディの1人はプレイをしています。
11番で追い着くと、彼らは私達を待っていました。
話してみると、見習いのキャディに付き添ってラウンドの実習をしているようでした。でも、キャディの制服でプレイするのはいけないと思う。
1ラウンドを終ったのは午前11時で、3時間で終ってしまいました。本日のお客の入りは、午前中だけで30人だそうです。
午後からは20人は来るのではないかと思うと言っていました。
新茜カントリークラブで感じたこと。
1、殆どのホールから内浦湾が見えて、とても気持ちが良い。
但し、見えるのは天候に影響されて、月の半分くらいと言っていました。
2、グリーンは手入れが行き届いていて素晴らしい。
3、従業員はフロントだけでなくコースの作業員も礼儀正しく気持ちが良い。
4、料金はセルフで合計5,210円で特に安いわけでなく、明細が面白い。
グリーン・フィ 180円
厚生費 1,820円
利用税 480円
乗用カート 2、500円
消費税 230円
5、フェアウエイは手入れはしてあるが、雑草が多いのが少し気になる。
6、トーヤレイクヒルGCと違って、海に向かって打ち下ろす気分は爽快である。
7、コース内にカラスが多過ぎる。
8、狭いと言われていたが特に感じなかった。1発もOBが出なかったので・・・。
*総評としては、徹底的な合理化をして経費削減を進めているが、それをあまり感じさせないのは、今日は空いていたからかもしれない。
料金は特に安いわけではないので、トーヤレイクヒルGCとどちらが良いかとの答えは出ないが、それぞれに良さはあると思う。
トーヤレイクヒルGCの方が従業員が多い分とコースの雄大さではグレードは 高いが、海が見えるゴルフ場と山が見えるゴルフ場はお客さんの好みの問題のような気がしました。
お客なんて勝手なもので、空いていて楽に廻れて、安ければ文句ないのです。
でも空いていると経営が厳しいので、お客の要求と相反します。
最後に私のスコアはいつもの『90』でした。