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[2008.01.09]
■年をとると巡りたくなる
お正月は港区の娘のマンションで世話になり、そこから絵馬の販売の為にホテル・ニューオータニに通った。 
 
折角の休日なのに、私達は泊まるだけで出掛けてしまうのでは申し訳ないので、3日目だけは私だけが残って娘と一緒に港区七福神巡りをすることになった。 
こんな機会でないと、なかなか娘と2人きりにはなれない。 
 



私が最初に巡る旅に出たのは5年前のことである。 
その時は秩父34霊場巡りであったが、特に巡る意味や義務は無かった。 
どういうわけか引退すると巡る旅に出たくなる。その最大の理由は『家に居ると女房に嫌がられる』からである。 
 
現役の時はあまり家に居なかった亭主が、引退すると一日中家に居るのだから女房の機嫌が悪くならない方が不思議である。だからオヤジは旅に出るのでる。 
それも出来るだけ時間が掛かるように巡るのである。 
 
中には事情のある人もいるが、四国お遍路の旅は時間が掛かるということで女房に喜ばれるのでオヤジに人気があるのではないかと思う。 
 
私は秩父の次は下谷七福神に行った。鴬谷駅前から巡る旅で3回も行った。そして今回は港区七福神である。 
地図を見るとかなりの距離のようだ。 
案内では電車や地下鉄を利用する方法が書いてある。 
それを歩いて行こうというのだから娘は元気が良い。 
 
マンションを出て歩き始める。 
3か所までは割合に近かった。 
そこから東京タワー近くの宝珠院の弁財天までが遠い。 
東京ミッドタウンで昼となったので、そこで食事をする。ここまで来ればもう残りは2か所ですぐだ。 
 
 
早足で歩いて食事も簡単に済ませて、3時間の行程であった。娘は平気な顔をしている。 
私は疲れた。それからまたホテル・ニューオータニに行って絵馬を売った。疲れた。 
でも歩くことによって、麻布、麻布十番町、東京タワー、飯倉、アークヒルズ、六本木、西麻布と巡り、地理が以前より頭に入った。 
 
(おまけの話) 
廻り始めて気が付いた。お賽銭用の100円も10円も持っていない。お正月は銀行も休みだし、店も休みだから両替が出来ない。自動販売機ではお釣りは50円玉も交じってしまう。店員がいる店でないとお釣りを10円玉でもらえない。 
 
やっと見付けたコンビニで120円の飲み物を買って80円のお釣りをもらおうという魂胆だったら、なんと消費税を別に取られて10円玉が7つしか来なかった。 
七福神だから丁度よいかと思ったら、港区はその他におまけで宝船なんて神社がある。だから80円が必要である。 
 
仕方ないので、また飲み物を買った。 
なにしろ正月から絵馬を売っての小さい商いをしている身だし、巡るのが目的だから予算は安い方が良い。小銭も少ないので、お寺や神社では2人で10円のお賽銭で神様には我慢してもらった。2人で並んで立って、お賽銭を投げ入れて同時に拝む。 
80円で娘と2人で久し振りの親子の対話が弾んだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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