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[2008.02.04]
■ハワイの日系人と遊ぶ(ハワイ・3)
夏の家の女将の藤原さんに紹介されてウェンズデー・クラブのゴルフ会に参加した。 
このウェンズデー・クラブというのは70歳以上の日系人3世のゴルフ会である。 
 
毎週水曜日にゴルフの好きな日系人がメンバーコースに集まってゴルフをしている。会場のゴルフ場は市内から30分ほどのホノルルCCである。 
カーナビがあるので安心していたが、前日に確認の為にセットしてみて驚いた。なんとカーナビの案内書には登録されていないゴルフ場であった。 
 
慌てて女房と一緒に場所を確認することにした。 
夏の家に行って、そこにいた従業員に訪ねてみたら、夏の家の女将の家のそばだと言う。紙に地図を書いてもらい、その足で行ってみた。 


ところが、まるで分らない。 
日本のようにゴルフ場への案内看板も出ていない。 
ゴルフ場のそばとおぼしき場所で1時間くらいウロウロする。アメリカの困るところは、歩いている人が居ないので聞くことも出来ない。 
 
コンドミアムの庭の手入れをしていた庭師を見付けて聞いてみた。 
やっと判ったゴルフ場は、『こんな道を入ってゴルフ場なんてあるの?』というような住宅街へ入る道の奥にあった。 
普通じゃ判るわけがないような場所だ。 
 
 
翌日の午前10時30分にゴルフ場に行って、日系3世の人達10人を紹介される。 
このゴルフ場は古い権威のある会員制のゴルフ場なので、ガイドブックには載っていないそうだ。 
道理でカーナビで出て来ないわけだ。 
 
我々を含めて12人のパーティとなり、なんと6人ずつで2組のゴルフである。 
普通なら4人ずつで3組となるのだが、ここではスコアより楽しさが優先しているらしい。なるべく多くのメンバーが我々2人とプレイ出来るようにとの配慮からである。 
 
プレイ後には日本風の風呂に入り、レストランで歓談して、その日は終った。帰りがけに彼らも楽しかったのか、次の土曜日のゴルフをまた誘われた。 
その合間にハワイ・シニア協会のゴルフ会にも誘われたので、1週間の滞在で3回もゴルフをした。お陰で、ゴルフの好きな女房は大満足のハワイ行きだったと思う。 
 
 
(おまけの話) 
ゴルフを一緒にした日系人達はみなリタイアして悠々と暮らしている豊かな人達のようだ。 
彼らの年齢は70歳以上で、太平洋戦争の時は子供だったそうで、その為に日本語教育が禁止されていたので、この世代の人達は日本語の読み書きが出来ない。 
日本語も上手く話せない人ばかりで、日本語と英語のチャンポンで会話をする。 
 
ロイ・村上、スタンレイ・村山、バーブ・小川なんていう名前とは似合わない顔をしている。 
ハワイで悠々と暮らしている日系のリタイア組は、若い時はアメリカ本土に渡り、そこで苦労をして財を成し、引退後に生まれ故郷のハワイに戻った人が多いそうだ。 
 
彼らの中には今の日本では失われてしまった昔の日本の良い部分が多く残っている。 
みんな日本が大好きで、日本に行って美味しい日本料理を食べ、温泉に入り、桜を見たいと願っていた。 
2日間のゴルフを彼らと一緒にして、改めて日本に付いて考えさせられた。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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