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[2008.02.12]
■大雪の中をレトロの撮影に行く
前夜のNHKの天気予報で日曜日は大雪と報じていた。 
ハワイに行っている間は我が家の愛猫ラーちゃんは娘のところで預かっもらっていた。 
そこで、日曜日の引き取りの予定を変更して、土曜日の夜に引き取りに行った。 
 
久し振りに面会したラーちゃんは、少し嬉しそうだったが、すぐに素知らぬ顔をする。そこが犬と違う。 
犬は愛想がいいというより、人間に媚を売る。 
だから犬は嫌いだという人も多い。そういう人は猫派の人だ。 


ラーちゃんを家に連れて帰り、朝起きたら、いつものように私のベッドの上で寝ていた。 
窓を開けてみたら、庭一面が真っ白だ。 
東京に大雪が降るということは最近は滅多にない。 
こういう時は写真を撮りに行くチャンスである。 
 
私は友人達と作っているデジカメ・クラブで毎月テーマを決めて撮影をしている。そしてそれを同好会のHPに載せている。2月の課題は『レトロ』である。 
 
ハワイ帰りなので、かなり寒く感じるので厚着をして小金井公園に出掛ける。 
2年前に厳寒のアラスカに行った時の装備が今頃になって役に立った。下はパンツ、長いストッキング、ジーパン、そしてオーバーズボン。 
 
上は半袖シャツ、防寒シャツ、タートルネックのシャツ、カシミヤのセーター、フリースのチョッキ、そして防寒コート、足元はソックス、防寒用ウールソックス、登山靴、頭は毛糸の帽子という完全防寒スタイルである。 
 
こんな大雪の時には誰も居ないだろうと思ったら、そうじゃなかった。私と同じようなことを考える人がいて、ジジババ・カメラマンが5人くらい居た。 
入場料を支払って、東京江戸建物園に入り、そこでレトロの撮影をする。この建物園自体がそもそもレトロなので、被写体になる物ばかりだ。 
 
 
コンパクト・デジカメと一眼レフカメラで150枚くらい撮影する。沢山撮り過ぎたせいか、どれが良いのか自分で分らなくなった。 
例えは悪いが、食べ放題のバイキング料理と一緒で、料理も写真も多過ぎるとどれが良いのか分らなくなり、その上、満腹で苦しくなってしまう。 
 
 
(おまけの話) 
日曜日の朝は伊達市のKさんから必ず携帯メールが入る。送信している場所はいつも伊達温泉からだ。 
ところが前日の土曜日にKさんからメールが入り、『明日の朝は伊達温泉に来るように誰かを誘ってみる。』とあった。 
 
でもKさんの朝は早い。午前6時にはもう伊達温泉に行っている。そんなに早くちゃ、誰も起きていない。 
そこでKさんには内緒で、私から伊達の友人達にメールを入れておいた。 
いつもの日曜日の朝より遅く、午前8時にKさんから携帯にメールが入った。 
 
『伊達温泉に行ったら、Kaさん、Hさんが来ていてビックリした。暫くしてSさんも来た。Tさんは来なかった。 
風呂上りにみんなで歓談してから帰った』と、嬉しそうだった。私からの前日のメールの成果があったようだ。 
 
冬の伊達市では日曜日はやることが無い筈だから、みんな早起きして伊達温泉に行こう!自分は行かないのに、東京から誘っているのだから怒られそうだ。 
 
その日に伊達温泉に行ったKaさんは気がいいので、私が東京からやって来るものと思い込んで、『橋本さんが東京から来るんじゃ、行かないわけにはいかない』と言って出て行ったとKaさんの奥さんからメールが入った。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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