■ネタを探して走り回る
東京にいる時は暇人なのでブログに登場させるネタを探すのも大して苦にならない。それに都会だけあって話題も山ほどあり、場合によっては処理できないほどの量となっている。 ところが夏になり伊達に来ると状況が変わる。
先ず第一に暇人ではなくなる。イコロ農園理事長として農作業をしなければならない。町の友達との交流に忙しくなる。頻繁にゴルフをしなければならなくなる。頼まれ事がある。
そしてその中にあるネタからブログに採用するのだが、なにしろ狭い町であるから、イニシャルにして登場してもらう人でも誰のことかすぐに分かってしまうので書けないことが多い。
とても面白いので書きたいと思うのだが、プライバシーのこともあり断念することがかなり多い。ブログのネタにされるのを恐れて、私に近付かない人もいると風の便りに聞いた。
私はそれは嘘だろうと思っている。
今年は洞爺湖サミットという一大イベントがあるので、7月10日頃までは話題に事欠かない。警備状況を報告する楽しみもある。
サミット会場近くに住む私にとって、こんな機会は2度とない。
検問を受けたくて走り回っていたら、やっと洞爺湖温泉の少し前で7月3日になって捕まった。
検問していたのは長野県警の一団だった。
停められた理由は道外ナンバーの車だということだ。
免許証を見せたら、警官がそのデータを全てノートに書いていた。
最近は伊達市内でも警察車両が走りまわるのが目立つ。
高速道路なんかは警察車両だらけだ。
伊達市カルチャーセンターの広場は全国から集まった消防車両と消防ヘリで埋め尽くされている。
サミット本番の日には行けるところまで行ってみようと思っている。
(おまけの話)
壮瞥町のXさんは『俺はパソコンはやらない』と常々言っていた。
ところが、今年になったある日のこと、『町に光通信が入ったので、俺もパソコンを買った。近い内に工事に来る』と東京の私のところへ電話があった。
せっかくIさんがパソコンを買ったのだから、私がここにいる間はIさんにパソコンを指導しようと思っている。
Iさんは急速にインターネット人間になり、最近では携帯メールまでやっているから驚く。
Iさんは夜学でパソコンを覚えたいと言っていて、先日は夜の9時半過ぎにコテージにやって来た。
それから連日のように夜になるとコテージにやって来る。ある日は驚きの午前5時50分にやって来た。
そして新しく覚えたことは必ずノートに書き付けている。
あの年でパソコンを始め、熱心に勉強する姿を見ると、私も女房も感動している。
これから暫くは私は定時制のパソコン教室の先生となるので、夜遊びに行けなくなりそうだ。