伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:1] [1304] rss feed
[2008.07.25]
■謎の看板『アイコ』
私の滞在しているゴルフ場の中のコテージから伊達の町まで15キロくらいある。 
でも東京と違い、道が空いているのでいつでも15分で行ける。山を降りて左に曲がり、しばらく行くと信号機のある交差点に出る。 
ここを右に曲がると昭和新山方面で、左に曲がるとイコロ農園である。この信号の左側の角に大きな農家がある。 
そして、そこに看板が出ていて、『アイコ狩り』とある。 
更に『持ち帰りOK』とも書いてある。 
 



私はそれが何であるか全く想像が付かなかった。 
普通はアイコと言えば、女性の名前である。 
女性の名前で、しかも『持ち帰りOK』と来ると尋常な話でない。なんだか風俗系の看板だ。 
オヤジはみんなそう考える。 
 
そこで先ずは専業農家のIさんに電話した。 
彼は全く分からないと言う。 
次に俄か農家のイコロ農園のTさんに電話した。 
Tさんも全く分からないという。 
こんなに皆が分からない物なら、分かる人は居ないと考えて良さそうだ。 
それでも、それを宣伝文句に使うこの農家の主人は大物である。 
 
そこで、ある日のことである。思い切ってそこへ行ってみた。作業小屋の中にいた若夫婦に、『アイコって何ですかー?』聞いた。 
その返事は『トマトの種類です』というなんともつまらない答えだった。 
 
 
気を持たせるのが手なのか?、 
或いは自分が知っているので、みんなも知っていると思い込んでいるのか?不思議な人だ。 
でも、少しだけ買って帰って食べたら、アイコは美味しかった。来年はイコロ農園でも作付けしてみよう。 
 
(おまけの話) 
私の母の名前は愛子である。 
数年前に亡くなったが、几帳面な母だった。 
その影響は私にも多少は出ているように感じている。 
 
几帳面も度が過ぎるとそばにいる人が疲れる。 
母は私の家に遊びに来ると、荷物を解いてお土産等を取り出すと、そのバッグを玄関に置きに行く。 
帰りに忘れないようにと考えての行動である。 
 
私の育った家は大きな座敷があった。 
そこにはいつも綺麗に和風のテーブルと座布団が敷かれていた。子どもの私がそこに座ると母に怒られた。 
だから座布団は見るものだと思って育った。 
 
結婚してからも我が家にも座布団があった。 
私はその座布団を枕にして昼寝をしてみたら、こんなに気持ちの良いことはなかった。 
座布団は見るだけよりは、やはり使った方がいい。 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(1)
名前:toya  2008.07.25 16:43:21
橋本さん、はじめまして。  
私も伊達方面から帰ってくるたびに「アイコ」が気になっていたのですが、ようやくこれで気持ちがすっきりしました。今度近くに行った際には買って帰ろうかと思います。  
ありがとうございました。 

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
URL:
*コメント:
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
ブログ検索
最近のスナップから
2月の山中湖 
 
丸ビル方面の夜景 
 
ラーちゃん