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[2006.07.20]
■理事長対決は伊達信金の勝ち
寿司屋の文七に居たら、伊達信金のR理事長から携帯にメールが入った。『明日の午前8時半から市営野球場で信金の対抗試合があり、それにピッチャーで出る』と業務連絡のような内容だ。 
 
私は信金職員ではないから、言外に『だから見に来て、写真を撮って欲しい』ということだと感じた。 
 



女房と8時に市営球場に行く。既に両チームは着ている。Rさんは『全道信用金庫野球大会』に出ているのだった。 
 
相手チームはO信用金庫だ。ここの理事長に2年前から理事長対決を申し込まれていて、本日、それが実現したのだそうだ。 
お互いのチームの攻撃の時に、1イニングだけ理事長がピッチャーで投げるという、なんとものどかな対決であった。 
 
1回表は伊達信金の攻撃から始まった。 
O信金のピッチャーの理事長は小太りでコロコロしている。 
投げるボールも勢いがない。しかもストライクが入らない。 
 
次から次へとフォアボールを出し、その間にヒットも交え、永遠に攻撃が終らないのではないかと思われた。それでもやっとのことでスリーアウトとなった時は、なんと8点も入っていた。 
 
相手の攻撃となり、R理事長のピッチングだ。 
O信金理事長のボールよりコントロールもいいし、スピードもある。 
0点で抑えるかと思った時に、簡単なピッチャーフライが上がった。R理事長は構えたが、怪しい感じがした。 
 
 
やはりだった。ボールが見えないのか、違う場所で構えていた。 
老眼鏡が必要だったのではないか?エラーとなり1点を入れられたが、その後は抑えて1イニングは終了した。 
 
誰もそんなプレイに野次を飛ばさない。 
『野次ったりしたら減俸かボーナスカットになる』というのは嘘だが、言い難いのは確かだ。2回目以降は正規選手での試合となった。 
 
私は次の予定があるので球場を去ったが、O理事長もユニフォームのまま、迎えの運転手付きの車で猛スピードで帰って行った。 
草野球もそれなりに結構面白かった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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