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[2008.08.29]
■季節移住者がイコロ農園に集合する
私達が伊達市に滞在している夏の間に、伊達市は季節移住者の人達に集まってもらい、交流会を開くのが毎年の恒例行事である。 
今までは市内のホテル・ローヤルとか中華料理店の菜菜などで開催している。今年は初めての試みで、イコロ農園でティパーティを行った。 


参加者は季節移住者、イコロ農園の近くに分譲が始まった『田園せきない』を購入した移住予定者、市役所職員の合計31名である。 
世話役はTさん夫妻と我々夫婦である。 
 
 
メニューはTさんの奥さんの作ったシフォンケーキ、フルーツ盛り合わせ、ハーブティ、そして焼きもろこしである。 
特に焼きもろこしは皮付きをそのままピザ窯に入れて焼く。 
蒸し焼きになったトウモロコシほど美味しいものはない。 
 
 
この日はどうしたことか異常に寒かった。 
気象庁の発表ではこの時期では観測史上百何十年来の寒さだそうだ。 
まだ8月だというのに、気温は12度くらいのようだ。 
私の皮膚感覚では、もう殆ど冬である。 
最初の内は外で頑張っていた参加者も、最後は遂に建物の中に入った。 
カナダ人夫妻もいたりして、全国から集まった多彩な人々がきっとこの町の文化に変化をもたらすのではないかと思う。 
 
伊達市もいよいよ多様化の時代を迎えた。 
それにしても、この寒さで農業被害が出ないか心配だ。 
イコロ農園で農作業をするようになってから、私はすっかり農民感覚になっている。 
 
(おまけの話) 
交流会とは季節移住者同士が交流することが目的であるが、世話役として市役所職員や関係者が出席する。 
参加者名簿が配られて、それを見ると私達は季節移住者としての招待客ではなく、接待役となっている。 
いつもそうである。 
私達は市役所の移住・定住プログラムでこの町を訪問するようになったのではないので、所属先が不明で市役所側も困っているに違いない。 
 
伊達に居る時は本州からの来訪者の接待をし、東京に戻ると伊達市から来る人達の接待をし、いつでもどこでも接待役である。 
どうしてこうなってしまったのかはよく分からないが、世話をされるより世話をする側の方が性分に合っていると思う。 
既に介護保険を受けられる年齢となっているので、世話も受けてみたい。 
そうは言ってみても、人生の最後も人の世話にならないで済むことを願う。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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