■壮瞥町の玉の不思議
壮瞥町には不思議が多い。 地元の人はそれをあまり感じていないようだ。
そんな不思議の1つに白土の中から出土する玉がある。
その玉は野球のボールより少し小さ目のまん丸で、壮瞥の町のある場所の土中から出ると聞いた。
壮瞥温泉病院のFさんの尽力で、やっとその土地の持ち主が分かった。
すると、その持ち主のXさんは私がある時、偶然に知り合っていた人であった。
そこで、私はその人に会いに行き、事情を話した。
彼は快く承諾してくれて、9月5日にFさんと私の女房の3人で出掛けた。
Xさんの家から100メートルほどの所にその場所はあった。
このブログを読んで勝手に掘りに来る人がいたら、Xさんに迷惑を掛けるので、敢えてその場所は明かさない。
山の45度はあろうかと思う急斜面をシャベルとツルハシで掘る。
地面は緩くなっていて、踏んばると崩れて行くので作業は危ない。
それでも藪蚊に刺されながらも1時間も頑張った。
1000分の1くらいの幸運に賭けた私だったが、世の中はそうは甘くなかった。
そんなに簡単に掘り当てることが出来るわけがない。
汗まみれとなったが、なぜかそれは充実感があった作業であった。
このまん丸の石は『なにかの理由で丸くなった石である』という説と、ある人は『振ってみたら、カラカラと音がしたので恐竜の卵だ』という説がある。
全くの謎だが、まだ学者は誰もそのことを知らないのか、研究さえされていない。地質学者がこのブログを見て、研究が始まることを期待したい。
(おまけの話)
私が初めてFさんに会った時に、Fさんは私のブログのファンであると言っていた。ファンと言われるとありがたいものだ。また書く元気が出る。
ある時、寿司屋の文七に居るとFさん家族がやって来た。
そして私の為に蜂蜜を持参してくれた。
私は何回かブログで壮瞥町の蜂蜜の話を書いている。
それを読んでいたFさんは、いつか私と知り合いになったら、保存してある蜂蜜を私にプレゼントしようと思っていたと言う。そういうことで、またブログで稼いでしまった。
私はFさんにお返し出来る物を探しているが、適当な物が見当たらない。
立香山の頂上に案内して、その絶景をお返しとしようかなー。