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[2008.09.17]
■あまりに長い付き合い(1)
私は中学校の時から国立のT学園という私立の学校に行った。 
ここは中学・高校と6年間を一貫教育している進学校である。そこで友達になった男達は66歳になった今でも一番親しい友人達である。 
その中の4人が私の招きで伊達市にやって来た。 


12歳の時から54年間も付き合って来ると、親戚よりも縁が濃くなる。 
好き勝手を言って付き合って来た男達は、この年になると、それが裏目に出て『我が儘いっぱい』となる。 
人の話は聞いていないし、自分の言ったこともすぐ忘れるし、困ったオヤジ達だ。 
女房達も持て余しているに違いない。 
 
彼らは3泊4日の予定でゴルフをしにやって来た。 
 
 
みんな年のせいで、なんでも思い通りに行かないと文句を言ってばかりだ。 
私はこの町ではそこそこ知られているので、あまり我が儘は言わず、静かに暮らしているので、彼らのせいで私の評判が落ちるのではないかと内心ひやひやである。 
 
市内のローヤル・ホテルに泊まり、伊達CCとトーヤレイクヒルGCでゴルフをし、最初の夜は文七で夕食を食べ、2日目は菜菜で中華料理を食べ、その後は錦町に繰り出して、大いに飲み歌い、伊達の滞在を楽しんだ。 
お勘定の段になると、いつも『安い。安い』を連発するので、私は彼らが帰った後に値上げが起きないかと心配だ。 
 
(おまけの話) 
彼らは千歳空港でレンタカーを借りた。 
そのレンタカーはE君の娘さんがインターネットで予約してくれたそうだ。 
空港で電話をするとすぐに迎えの車が来た。 
軽自動車かと思うくらいの小さな車だったそうだ。 
その車で事務所に行くのかと思ったら、それが借りる車だと言う。 
『こんなのには乗れない。予約したのはオデッセイだ!』と文句を言ったら、どこかに電話して、暫くしてオデッセイがやって来た。 
 
 
私が伊達インター出口で待っていると、彼らの乗った汚い古い型の黒いオデッセイが現れた。 
ところどころに錆が浮いている。 
 
話を聞くと、レンタカー屋の担当者は事務所にも案内せず、契約書にサインもせず、『帰りは貸し駐車場に置いて帰ってくれ』となんだか、かなり怪しい。 
このレンタカー屋は大手ではなく、北海道を代表しているような社名で、Hレンタカーという名前だそうだ。 
お金に困っているわけでもない彼らが、なんでそんな怪しい会社の車を借りたのか不思議でならない。 
 
そんな彼らは伊達の夜にスナック『N』に行き、勘定の段になり5人で『1万3200』と言われ、あまりの安さに驚いて、なんとU君は1万円もチップを置いた。 
驚いたのは私ではなく、チップをもらったママの方だった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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