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[2008.09.29]
■異常気温の小樽を行く
東京に戻っていた女房が休みを取った娘を連れて戻って来た。 
その娘の希望を入れて小樽運河を見に行くことになった。 
私は小樽に行ったことがあるかどうか覚えていない。 
女房は『行った』と言っていたが、いざ小樽に着いたら、『初めて来た』と、かなりいい加減である。 


先ずは運河に出てみる。『大した物じゃない』というのが印象である。 
 
 
次に歩いて北一ガラス館へ行ってみる。 
遠いし、暑い。周りはお土産屋だらけだ。 
どうして観光地というのはこうなるのか? 
観光地に求める物は人により違うが、私はお土産屋は要らない。 
 
暑くて堪らないので、そこにいたタクシーに乗る。 
その運転手は愛想が良い上に商売上手で『小樽に来たら、旧青山別邸見学がお勧めです。近くに美味しい海鮮料理屋もありますよ。往復と私のガイドで5300円でどうですか?』と誘われて、暑いので乗ってみる。 
町を離れて北に向かう。 
岬の外れで遠くからニシン御殿を見る。 
 
 
その運転手のガイドは慣れていて、非常に分かり易い。 
少ししゃべり過ぎるのが難点だが、まー仕方ないか。 
食事の後に行ったニシンで儲けた旧青山別邸は素晴らしい。 
今のお金で30億円くらい掛けた贅を尽くした建物であった。 
 
ニシンで儲けた話は作詞家の『なかにし礼』の書いた本『兄弟』に詳しく出ているので、ニシンで儲けた人の家は非常に興味があった。 
昔のニシンの網元は安い労働者を使って大儲けしたんだなーと思う。 
観光をするなら、小樽は運河より旧青山別邸の方がいい。 
帰ってからテレビで知ったが、その日の小樽はこの夏最高の30.5度という暑さだったそうだ。 
道理で暑かったわけだ。 
 
(おまけの話) 
一般道で小樽に向かう時は、車は洞爺湖の北側を走る。 
仲洞爺辺りの地面に何か落ちている。 
車に轢かれたグレーと赤っぽい色が見えた。 
走りながら気を付けて見ると、なにかの木の実のようだ。 
先を急ぐので、小樽からの帰り道に本格的に拾うことにする。 
 
そして帰り道に袋を用意して、車を停めて3人で拾う。 
あちらこちらに沢山落ちている。これを拾うのがなんとも面白い。スーパーのレジ袋に2つにもなった。 
 
ゴルフ場のフロントで、『これは何ですか?』と聞いてみる。 
すると『これはトチの実です。灰汁抜きが大変で、皮を剥き1晩水に浸けておいてから調理するものです』と言われた。 
 
こんなに大量のトチの実の皮剥きは出来ない。 
道理で『往きに落ちていた実が帰り道にもそのまま落ちていたわけだ』と納得した。 
やはり、世の中はそんなに甘くなかった。 
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▼コメント(1)
名前:小樽貴賓館スタッフ  2008.10.25 21:07:06
ご来場ありがとうございました。  
運河より旧青山別邸がいい・・・光栄です。  
お食事もできますので、機会がありましたら当館名物「にしんお重」はいかがでしょうか?  
にしんの甘露煮は、4日間かけて炊きあげられた逸品です。  
またのご来場をお待ちしております。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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