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[2018.11.15]
■あと何回?
「あと何回、朝食を食べられるかなー?」なんて、変なことを考えている。 
私の母はある朝、ベッドから起きて来ないで亡くなっていたので、最後の朝食は食べ損なっている。そんな経験をしてからいる私だから、変なことを考えているのかもしれない。 
80歳まで生きたとすれば、私が食べる朝食はあと1300回くらいになる。まだ結構、あるなー。 
 
コーヒー豆は自分で挽く。(スラウェシ・ママサ) 
最初の一口が特に美味しい。 


最近は年のせいで、睡眠時間が少なくなった。 
若い頃は母や姉から「忠男がいないねー。きっと寝ているのよ」と言われたくらい寝てばかりいた。 
作詞家の星野哲郎さん達とハワイにゴルフに行った時には、星野哲郎さんから「橋本さんなー、もうすぐ寝たきりになれるのだから、今は起きて遊びに行こうよ」と言われてしまったこともあった。 
 
ジョアンのパンカレ。 
 
 
朝は午前5時頃には起きてしまう。午後11時頃に寝るから、それでも6時間は寝ている。起きると着替えて顔を洗い、パソコンをチェックし、ネットでニュースを読む。 
6時30分になると、自分で朝食の支度をする。これはもう30年以上も続く、私だけの習慣である。朝食は常にパン食である。 
この時はまだ家族は起きて来ないので、自分1人だけの時間だ。 
 
結婚前は雪印だったが、結婚後は「よつ葉バター」になった。 
 
 
コーヒー豆を手動のミルで挽く。台所いっぱいにコーヒーの香りが漂う。至福の時間である。 
豆はインドネシア産のスラウェシ・ママサという物を、築地の専門店で買っている。その時は同時に電気ポットでお湯を沸かしておく。 
コーヒーはペーパーフィルターで淹れる。 
食パンは色々と試したが、最近は三越デパート地下の「ジョアン」で買う「パンカレ」に落ち着いた。 
 
国産天然蜂蜜。 左側は女房の友人のプレゼントの貴重品「小金井公園の蜂蜜」。 
 
 
銀座にはパンの名店は色々とある。 
最近の人気店は「CENTRE」か「俺のベーカリー」で、常に買い物客の行列が出来ている。 
どちらも「そのまま」食べるには美味しいが、トーストにすると水分が多いので、香ばしさに欠ける。 
私はジョアンのパンカレを1斤そのまま買って、その日の気分で切る厚さを決める。パンにはバターと蜂蜜を付ける。 
 
ヨーグルトは色々と試した。今は「LG21・砂糖ゼロ」 
 
 
バターは結婚してからは「よつ葉バター」と決めている。原乳が不足していて、値段がどんどん上がる。 
メーカーも「これは問題だ」と感じたのか、最近は値段は変えずにバターの厚さだけを変えた。これは止めて欲しい。 
前と同じ厚さで、値段を上げてくれた方が私は良いと思っている。 
 
蜂蜜は以前は北海道壮瞥町のHさんに養蜂家から直接買ってもらい送ってもらっていたが、毎回面倒をかけるのも気が引けて、ネットで国産の天然蜂蜜の大瓶を買って、小分けして使うようになった。 
 
南アフリカ産のグレープ・フルーツ。 フロリダ産の方が美味しいのだが、無い時は仕方ない。 
 
 
朝食にはヨーグルトが付き物である。私はリンゴを刻んで中に入れるが、これが美味しい。最後はグレープ・フルーツである。 
冬から夏前まではフロリダ産が沢山売られていて、安くて美味しい。 
ところが夏が近づくとフロリダ産が影を潜めてしまい、イスラエル産と南アフリカ産に替わる。 
 
イスラエル産は全く不味い。 
最近は南アフリカ産が品種改良の研究成果が出たのか、美味しくなった。 
この朝食を飽きもせず、これから約1300回も食べ続けるのだろう。 
 
いつもの朝食セット。この日の朝食の値段を計算してみたら、合計で約300円だった。 
 
 
(おまけの話) 
私は5年前に日本語学校の新校舎の完成祝いの時に、ホーチミン市に3ヵ月、滞在したことがある。その時は学校からすぐ近くのホテルに滞在した。 
2部屋続きの大きな部屋で、毎日、洗濯もしてくれた。 
このホテルはローカル・ホテルで、外国人の宿泊客はいないから、フロントの女性もベトナム語しか話せないし、レストランは無いので食事は外で食べるしかないので結構困った。 
 
6月ころから、市場では南国フルーツが山ほど売られている。 
 
 
昼と夜はベトナム人の学生達と一緒にレストランで食べるから、全く問題は無い。困るのは朝食で、道路に出ているリヤカーのような屋台では衛生面で怖くて食べられない。 
そこで私はホテルの自室で、毎朝、自分で用意した朝食を食べていたのである。幸いに部屋には冷蔵庫と、電気ポットが用意されていた。 
 
こんな感じの屋台が多い。衛生面が心配で、私は食べられない。 
 
 
ホテルの近くには、この辺りでは珍しく外国人向けの高級スーパーがあった。その店でバター、ヨーグルト、パン、ベトナムコーヒー、ハチミツ、南国フルーツを買う。 
パンはベトナムでは道路の屋台でも売っていて、フランスの影響を受けたのでフランスパンである。 
 
日本のように食パンを食べる習慣が無いので、電気屋でもトースターは売っていない。 
この朝食を1人で3ヵ月も食べていると、「なんで俺はこんなことをしてるんだろう?」と思うのであった。 
 
ベトナム人の好きな朝食「パンドミー」。(屋台で買う) 
フランスパンの中に内臓肉?のパテと野菜が入っている。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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