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[2018.10.27]
■豊洲市場の見学(下)
豊洲市場が10月11日にオープンした。 
湾岸地区の取材班の私としては、なんとしても行かねばならない。 
・・とは言うものの、私はオープン前の豊洲市場には今までに2回入っている。 
 
1回目は同級生の会社の社員ということにしてもらい、工事関係者として入った。2回目は東京都の見学会に応募して、抽選に当たったのである。 
 
豊洲市場前駅から水産棟に向かう歩道橋。 


小池都知事の無茶な反対が無ければ、築地市場は2年前に豊洲に移転していたはずだ。そうすれば環状2号線も既に完成し、私のマンションから環状2号線の歩道を歩いて行けた。 
 
今はまだ環状2号線を使えないので、4角形の三辺を使うことになり相当の時間のロスになる。まっすぐ行ければ、歩いて10分も掛からないところを、勝どき駅まで歩き都バスに乗り、新豊洲駅で降りて、また歩く。 
これだと30分は掛かってしまう。 
 
マスコット「イッチーノ」  見学者カード 
 
 
新聞報道で「豊洲市場は10月11日にオープンし、13日から一般公開される」と知った。すぐにでも行ってみたいのだが、最近は話題になる場所はリタイアしたシニア達、なんでも興味のオバサン達、SNSに載せたいヤング達でどこでも大混雑となる。 
そこでしばらく経って落ち着いた10月23日に行ってみた。 
 
仲卸棟は見学コースからは良く見えない。 
 
 
生憎の小雨模様だったが、見学者は思ったより多い。しかも外国人だらけだ。豊洲市場は見学者用の通路が作られていて、築地市場のように場内には入れない。通路から下のセリ場や仲卸の店を見下すような仕組みである。 
場内は密閉型の市場の為、見学コースと市場は二重ガラスで区切られている。 
 
青果棟のセリ場。 
 
 
だから市場の取引の声も、騒音も全く聞こえず静寂が支配している。 
築地市場に慣れた私には、なにか物足りなさを感じるが、衛生・清潔の点では桁違いである。 
 
最初に仲卸の市場を見たが、狭い通路が見えるだけで、なんだか良く分からない。次に青果棟に行ったが、段ボール箱に野菜が入っているので、箱しか見えない。 
 
 
水産棟の冷凍マグロのセリ場。売れ残りか?、忘れものかマグロが2匹、残っていた。 
 
 
次に卸市場に行く。ここはマグロのセリが行われる場所であるが、既にセリは終りガランとしている。 
午前9時なったら、突然、電気が消えて市場の中が薄暗くなった。 
 
この時間で卸市場は終了のようだ。後は仲卸で商売が続く。 
敢えてこの市場の問題点を指摘するとすれば、青果棟から水産卸売り棟・仲卸棟が遠過ぎることであった。 
 
水産卸のセリ場は午前9時で照明を落とす。 
 
(おまけの話) 
豊洲市場がオープンしたが、その前も、その後も色々と問題があった。 
2016年7月31日に行われた東京都知事選挙で、小池百合子が当選した。 
 
その前の舛添要一が公私混同であまりにセコかったために都民の反発を受けて辞職したので、「小池百合子なら」と思う人が投票したのだろう。 
念の為に、「私は彼女に投票していない!」。 
 
オリンピック後の選手村はこうなる。 
 
 
ところが彼女のやることは大衆受けするポピュリズム政策ばかりで、中身が無い。その最たるものが「豊洲市場は危険」というものだが、私から見れば築地市場の方が余程危険である。 
 
そして「豊洲市場は安全だが、安心できない」という迷言を吐いて、混乱だけを残して築地市場の移転延期により、東京オリンピックに重大な問題を起こしてしまったのである。 
 
BRTは二両編成のようだ。 
 
 
さて東京都都市整備局は、都心と臨海地域を結ぶBRTの計画を発表した。パンフレットを見ると、2020年にプレ運行(一次)を予定していて、ルートは虎ノ門から新橋を経由して晴海2丁目となっている。 
 
晴海2丁目というのは、東京オリンピックの選手村の出来る場所である。嬉しいことに、私のマンションの前に停留所が出来る。 
 
BRTの予定ルート図。 
 
 
2022年度には本格運行が始まるようで、その時のルートは虎ノ門から東京テレポートまでのようだ。更にその先は銀座、東京駅も計画されている。そのパンフレットには「BRTの名称募集」が載っていた。 
 
そこで私は名称を考えた結果、「トーキョー・ベイ・ライン/TOKYO BAY LINE」にした。 
ネットで応募したが、11月頃に東京都都市整備局のホームページで発表されるそうだがどうか?。 
 
10月11日現在のオリンピック村工事風景。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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