■イルミネーション1(カレッタ汐留、東京タワー)
11月中旬を過ぎると、都内各所でイルミネーションが輝き出す。 毎年、何か所を廻って写真に収めているが、5年半のブログ閉鎖中で公開していなかった。
そこで今回を含めて、5回のブログで都内10ヶ所のイルミネーションを紹介する。全て自分の足を使って訪ね、私が6日間を掛けて撮影した。
「カレッタ汐留」のテーマは「アナと雪の女王」。
最初は我が家から一番近い「カレッタ汐留」のイルミネーションである。今までは気にならなかったのだが、撮影に行くとなると「カレッタってなんだ?」と思った。
調べてみたら、「カレッタとはアカウミガメの学名"Caretta Caretta" に由来します」。
「長い時を悠々と生きる亀 のイメージに、ゆったりとした時間、余裕のあるライフスタイルを持つ都市生活者のイメージを重ね合わせ、ネーミングしました」とあったが、このせわしない都会のイメージとは違うように感じた。
カレッタ汐留イルミネーション
汐留は「勝どき駅」から地下鉄大江戸線で「築地市場駅」の次で、たった2駅である。改札口を出ると、ビルの谷間にイルミネーションがある。
全体がブルーで統一されていて、今年のテーマはディズニー映画の「アナと雪の女王」だそうだ。
ここはオフィス街の真ん中で、しかも地下鉄の乗降口に近いので、仕事帰りの若い女性がスマホで一生懸命に撮影している。
そんな中にジジイがいるのも落ち着かないので、その場を離れた。
次は東京タワーである。
これは家からも見えるが、イルミネーションは見えない。
反対側にはこんなイルミネーションが・・・。
東京タワーは今までに何回来たことか。
建設中も来たし、完成した時は取引先の招待でも来たことがある。
最近はベトナム人実習生が来れば、必ず案内する場所でもある。
展望台まで歩いて登ったことも2度ほどある馴染みの場所だ。
クリスマスのトンネル(東京タワー)
東京タワーは大江戸線の「大門駅」で降り、増上寺の境内を横切って行くのが良い。来てみて驚いた。
修学旅行らしき田舎の女学生の大群がいた。
まだまだ東京スカイツリーよりも、東京タワーの方が田舎では人気があるようだ。
イルミネーションは大したことはなく、クリスマスがテーマのようだった。可愛そうな寂しいイルミネーションより、東京タワーのライトアップ自体で素晴らしいイベントだと思う。
東京タワーのイルミネーション
(おまけの話)
連日のTVニュースによると、カリフォルニア州の山火事が大変なことになっているようだ。
火はロサンゼルス郊外の高級住宅街「マリブ」も襲っている。
マリブという場所はハリウッドのスター達も住んでいる高級住宅街(平均価格7億円)で、女房の従弟も以前に住んでいて私達はプール付きのその家を訪問したこともある。
(東京タワー)
現在は年のせいもありマリブを離れてマンションに住んでいるが、火事が心配になりメールで様子を聞いてみた。
すると下記のような返信があった。
【心配して下さりありがとうございます。マリブはうちから30マイル、サンタモニカからマリブまで5マイルという位置関係です。友人の中には家を全焼した人、火が1マイル先まで来た人、知人親戚宅に一時避難している人など、身の回りに悲劇が起っています。】
(東京タワー)
【北カリフォルニアの火事と同時進行の南カリフォルニアの火事で、空は茶色や灰色、空気も喉や鼻に影響しています。先週末は友人の結婚式でFresnoに行きましたが、道中いやーな色の空の下を数時間運転しました。
幸いにしてPasadenaまでは火事が来ていませんが、家のそばには湿度2%の山もあるし、風向きによってはいつ山火事が発生してもおかしくないのが常識になってきました。
突如にしてホームレスになった人たち、馬、犬、猫も可哀想です。もし火事になったら何を持って避難するかを話し合っています】。
増上寺から見る東京タワー