■温泉に入り過ぎると早死にするか?
私は温泉が好きである。日本人はジジババになると、みな温泉が好きになる。 でも、私はその辺に最近出来たような温泉センターみたいなところには行かない。
日本中で、また東京近辺でも無理やりに地下からくみ上げて、それを温泉と言って流行っているところが沢山ある。
その一つが渋谷松濤の例の温泉施設で、ガス爆発でなくなってしまった。
私の好きな温泉は秘湯と呼ばれる温泉である。
その条件は大雑把に言えば、『簡単に行けない』、『天然掛け流しである』、『無料か安い』であろう。
他にも細かい条件があるが、それはまた別の機会に・・・。
快楽温泉201
私の同級生の作家の嵐山光三郎君が出している『快楽温泉201』という本は、温泉好きにはなかなか良い本である。
日本中の名湯を201ヶ所紹介している。
私はその中で、まだ30ヶ所しか行っていないが、そこに紹介されていない名湯はまだまだあり、私はかなり行っている。
北海道の秘湯
その本では北海道の温泉が多数紹介されている。
北海道の名湯は知床に多いので、伊達に滞在していてもなかなか行けないでいる。
私が入った伊達からあまり遠くない温泉では、ニセコの五色温泉、昆布温泉の鯉川温泉旅館、二股ラジウム温泉、上の湯温泉の銀婚湯などが素晴らしい。
ニセコ五色温泉
日本中の秘湯を紹介しているインターネットのサイトもあり、私はそれを検索して行くこともある。
(日本の秘湯)、(温泉みしゅらん)、(野湯&秘湯)
秘湯ではないがKさんが好きな伊達温泉も悪くはないが、私の条件を満たしていない。それなら、壮瞥温泉病院の露天風呂の方がずーといいと思う。
Hさん、夏の為に今から秘湯を調べておいて下さいねー。
(おまけの話)
久し振りに私が主宰している『秘湯研究会』の行事を2月初めに行うことになった。今回は同級生3人の参加で、新潟県の温泉に行く予定である。
新潟県を選んだ理由は『豪雪の中で温泉に浸かる』という贅沢を味わいたかったからで、他には大した理由はない。
色々と調べてみた結果、栃尾又温泉、清津峡温泉、貝掛温泉の3ヶ所を選んだ。
この3ヶ所とも『日本秘湯を守る会』のメンバーである。
この会に入っている旅館は、まあまあのレベルであることは私の経験で言える。
秘湯情報は色々あるが、テレビでお馴染みなのは、『日本温泉遺産を守る会』で、その会の代表は野口悦男氏である。
太り気味で口髭を生やして、なんとも温泉が似合うオジサンだった。ところが彼は昨年の11月23日に急逝してしまった。
温泉に入ることが仕事だった彼は、温泉に入り過ぎたのかなー?入り過ぎると、長生きできないのかなー?
そうだとすれば、私は長生き出来そうにないなー。