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[2009.01.19]
■治療中祝いという変な会
私は昔の同級生とデジカメ・クラブを作っている。 
娘は『ジジカメ・クラブ』と悪口を言うが、でも当たっているので可笑しい。 
そのデジカメ・クラブのメンバーが私の快気祝いを兼ねて新年会を開催するという連絡が来た。 


新年会はいいが、快気祝いというのは当たっているのかどうか分からない。 
前立腺癌を手術で取り去ったのであれば、快気祝いも分かる。でも、私の場合はヨウ素125という放射線を出す物質を前立腺に埋め込んだのであり、いま頃は盛んにヨウ素125が私の癌細胞を攻撃している筈である。 
自分ではそれは分からない。 
全くその感覚がその場所でも無いのである。 
だから、治療中という方が当たっていると思うので、『治療中祝い』か? 
 
新宿西口カメラ街 
 
新宿西口のカメラの安売り街の真ん中にある栄寿司という場所を借りて新年会が始まった。 
今回の参加者は9名である。久し振りに会う仲間は、『やー、大丈夫?』と言いながら、視線は私の下半身に行く。 
外からじゃ見えないのにねー。 
そろそろ前立腺に問題が起きる年齢の仲間達なので、そのことは知りたがる。 
 
栄寿司店 
 
お見舞いの言葉もなく、みんな勝手な話題で盛り上がっている。酒の飲めない私はただ食べるだけだが、この寿司屋は暖かい食べ物が無いので、この冬一番という寒さでは腹が満たされない。 
 
幹事の挨拶もなく、なんとなく始まり、2時間15分くらいでなんとなく終った。 
誰も私の病気の回復を祝ってはくれなかった。皆はこの集まりが私の為であったことは既に忘れているらしい。 
でも仕方ない。みんなそんな年頃なのだから・・・・。 
 
でも快気祝いをやってくれる方にしても、その本人が病後風で蒼い顔でもしていないと困るんだろうなーと思った。 
次回は少し会費が高くてもいいから、暖かい食べ物が出る料理屋がいいなー。 
 
(おまけの話) 
現役の時は新年になると3~4回は新年会に行った。 
殆どは会費制で1万円が相場であったが、今は大不況なので新年会は無しとか、会費は5000円になっているのかもしれない。 
 
仕事関係の新年会だと、知り合いが多いので、殆ど食べ物は食べない内に終ってしまう。更に私はアルコールが駄目なので、酒も飲めない。 
会費は全く無駄になるが、行かないとチェックされていそうで欠席は出来ない。 
ウーロン茶1杯とにぎり寿司3個だけで1万円なんてことがよくあった。 
 
知らない人ばかりの新年会は気が楽だ。 
自分の好きな物ばかり食べて、会費分は食べて帰って来られる。 
でも、オバサンが多い新年会は戦場となる。 
オバサンはルールを知らないので、まだ主賓が挨拶をしている内から食べ出してしまう。そんなところで、オバサンの醜くさを見てしまう。 
 
そんなことで、食事を伴う会は親しい友人と少人数で行うのが一番である。だから、私はイコロ農園で開催するパーティが好きなのである。 
今年の夏が楽しみだ。Tさん、今年も何回もやりましょうねー。 
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▼コメント(1)
名前:Y/Eiji  2009.01.19 17:31:11
(おまけのおまけ)  
妻を亡くして、する事もなく暇人2号となった今、時間を無駄に過ごす方法をしきりに考える。久し振りの新宿に上京することになった訳で、午前中からJR中央線に乗った。何時もなら、途中で中央特快に乗り換えるのだが、一度座ったシートから離れるのがイヤで、各駅停車でノンビリと行くことになる。  
新宿地下道から、スバルビル側のニコンプラザに出るのに一苦労して行ったり来たりして、ヤッと地上に出ることができた。  
28階のプラザへのエレベーターが見つからない。20階以上のフロアーは、途中で乗り換えるか、2階にある専用エレベーターに乗らなければならないそうだ。新宿駅に着いてから、1時間掛けてニコンプラザに到着する有様であった。年寄りの良いウヲーキングとなったと自分を納得させる有様である。  
残った時間を昼飯と映画に費やそうと決めて歩き出す。新宿3丁目の丸井ビルにシネマコンプレックスとやらあり、空いていそうなので、1時30分から始まる「ワールドオブライフ?」とやらを観た。CIA潜入者と中東テロ組織との戦いで、9.11テロ以降の戦況を如実に再現しているようで、観る価値があった。時間潰しも、時には宝物に当たって得をする。5時に終わり、ニコンプラザに修理品を取りに行き、序でに望遠用のカメラケースも購入した。待合せた橋本さんと合流できて、下に降りたら既に会長(ヤクザの親分風)と参加者数人が集まっていて、やっと新年会に辿り着いた次第。  
そういえば、山本を慰める会であることも忘れていた。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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