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[2019.09.18]
■何を食べるか?
(2016年9月21日) 
 
いつの頃からか、食事の量が減って来た。 
私が行く店によっては、1人前の量が多くて残すようになった。 
 
家でも以前はご飯をお代りなどしていたこともあったのに、今では「ご飯は少な目にね!」なんて言う始末だ。お店で「大盛!」なんて注文していた頃が懐かしい。 
 
うな重・・・「野田岩」 
 


久し振りに食べに行った名店でも、「以前より美味しくない」と感じることが増えた。 
口が奢ってしまったのか、店の味が落ちたのかは分からない。 
 
個人の店だとオヤジが年と共に舌が鈍感になり、味が濃くなって行く。 
食べてるこちらも鈍感になっているんだから、味は変らない・・・かな? 
 
すき焼き・・・「今半」 
 
 
以前にも書いたが、私のお婆ちゃんが言った話だが、「人は一生に食べる量が決っている。だから早く食べ終った人から死ぬんですよ」。 
これはよく考えてみれば、怖い話だ。 
 
すると最近の私の少食は「神様が終りが近付いた私に、天からの指示で食事の量を減らし、長生きさせようとしている企み」かもしれない。 
 
ランチ天丼・・・「天国」 
 
 
少ししか食べないのに、食事をした後にはみっともないくらいに腹だけが出っ張る。これは私の腹筋が弱っていて、胃に入った食べ物を筋肉で抑え込めないからに違いない。 
 
「みっともない」と思っているが、どうしようもない。 
でもしばらくすると、元に戻る。きっと食べ物が消化されて腸に行ったのだろう。 
 
ズワイガニ握り寿司・・・「カニ道楽」 
 
 
友人のX君が家族でイタリア旅行をした写真を送って来た。 
トレヴィの泉の前で孫に囲まれて嬉しそうなのだが、腹の出っ張り具合が私の比じゃない。 
 
それを見て、なぜか安心してしまう。 
「写真を撮る時だけでも、私は気を付けて腹を凹まそう」とX君の写真を見て思った。 
 
海鮮五目焼きそば・・・「過門香」 
 
 
パソコンに向かっていると女房が私に聞く。 
女房「今晩なにを食べたい?」 
私 「なんでもいい」 
女房「なんでもいいなんて言わないで、何かないの?」 
私 「それじゃー、カレー」 
女房「エー、カレー?」 
 
私の女房はカレーがあまり好きではない。それじゃ、私に聞かなければいいのにー! 
だから、いつもこんなことの繰り返しである。 
 
朝粥・・・「築地本願寺」(毎月16日は無料で提供される) 
 
 
今までに何回夕食を食べたか調べてみた。 
今は74歳なので、(74年×365日×1回)=27,010回になる。 
それでは、あと何回、夕食を食べられるかも調べてみた。 
 
日本人男性の平均寿命が80歳なので、私にはあと6年もある。  
すると残りの夕食回数(6年×365日×1回)=2,190回となる。 
まだまだ夕食に何を食べるかで悩む日が続きそうだ。  
 
200グラム・ステーキランチ・・・「いきなりステーキ」 
 
 
(おまけの話) 
同じマンションに住む日本に帰化した中国人女性のFさんがいる。 
その彼女からランチを誘われていたので、女房のお気に入りの和食店を予約した。 
 
この店は「一見さんお断り」の店で、表に店の看板さえ出ていない。 
築地にあるカウンターに6席と、座敷に4席の10人で満席の小さな店である。 
 
築地のすっぽん料理屋「六寛」 
 
 
夜はとても高くて行けない。刺身、フカヒレの茶碗蒸し、すっぽん汁、天ざる、大阪寿司、和菓子というランチ・メニューで5000円ならマアマアであろう。 
 
今回のランチの目的は、Fさんから我が家の隣に住む中国人の情報を得るためである。 
Fさんの話では、隣の夫婦は昔流行った業者による「現地で見合い、即結婚式」の国際結婚のようで、日本人の亭主と中国人の奥さんは相当に年が離れている。 
 
カウンター席から調理場を見る。怒られるといけないので、隠れて撮った。 
 
 
1人っ子の男の子も悪ガキで、年中、家から締め出されている。 
奥さんは日本に慣れてから開き直ったようで、今では亭主に威張りくさっている。機嫌が悪いと亭主をベランダに追い出して、「そこで寝ろ!」と言っているそうだ。 
 
奥さんはいつもサングラスに帽子なので、私たちは彼女の素顔を見たことが無い。日本は中国によって、こんなところでも虐められている。 
 
「すっぽん汁」。品の良い味に仕上げてあった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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