■飛騨高山の旅(8) おまけの話
(2016年10月14日) おまけの話」は高山滞在中に気が付いた「どうでもいい話」である。
*一緒に高山に来た義兄は、寝るのが早い。午後7時には寝てしまう。
私はそんなに早くは寝られないので、音の出るテレビも見られない。
仕方ないから、密やかにパソコンに向かうしかない。
「笹団子」。
餡が見えないようになっているところが品が良い。
*高山にはなぜかラーメン屋がすごく多い。
しかも行列をしている店が多い。
地元のスーパーに行くとご当地ラーメンが山ほど売られている。
今の一番の人気店は「しらかわラーメン」である。
飛騨牛の肉まんはよく売れていた。
*飛騨牛の店が異常に多い。
以前に「飛騨牛の串焼き」と言って売っていた店が内部告発で輸入肉とバレてしまい、それ以来、串焼きは下火になっていた。
ところが今回、来てみたら、どこもかしこも飛騨牛だらけである。
本当かなー? また、内部告発されなければ良いが・・・。
かなりいい加減なメニューで営業している。
本当に飛騨牛が入っているかなー?
*日章旗
11日(祝)に町を歩いて気が付いたが、多くの家で日章旗を掲げている。東京ではあまり見掛けない風景である。
家を建てる時には必ず、旗を差す道具が玄関横に作られる。
「日本人なら、祝日には日章旗を掲げよう!」
多くの家で日章旗を掲げている。旗を差す金具が各家にある。
*朝市の外国人観光客
外国人の多くが朝市にやって来るが、ただの物見遊山であろう。
売り子のバアチャンに聞いてみた。「外国人に話し掛けられたら、どうするの?」
バアチャンは「大丈夫よ。身振り手振りで通じる」と言う。
英会話を習いに行っている若者より、バアチャンの方が実践で英語が分かる。
高山の名物は「一刀彫」と「春慶塗」。
金持ちの家や、高級店に行くと便器が春慶塗で気兼ねだ。
*欧米系観光客
骨董屋のオヤジに聞いてみた。「欧米系の外国人は買いますか?」
「高山に来ている外国人観光客は金を持っていない」。
更に「夕食もコンビニ弁当で済ませている。骨董を買うなんて無理だ」。
草がいっぱい入った草団子(140円)
*中国人観光客
高山の観光関係の人に聞いてみた。
私「中国人観光客はどうですか?」
男「駄目だね。マナーが悪い。安パックで来るから金を持っていない。ピザを2枚注文して、5人で食べる。中国人はご免だ」。
朝市で買った小茄子を自宅に送ったら「美味しい」と連絡があったので、また買った。
*うどん屋
ランチには軽いものと思っているが、蕎麦屋はたくさんあるが、うどん屋は1軒しかない。その1軒が「時空」という店で若い夫婦がやっているが、すごく美味しい。
品の良い澄まし汁で、天麩羅も美味しい。この地方は信州の影響で本来は醤油ベースらしいが、この店は塩味である。
「時空」の「野菜天麩羅付きうどん」は美味しい。
*カレー屋
たまにはカレーを食べたいと思い、義兄に聞いたら「1軒しかない」と言う。その1軒が義兄のお山の上に住んでいるスイス人で、町でレストランをやっている。
ある日の夕食に食べに行ってみた。
私の思っていた日本のカレーではなく、スパイスが入ったやたら変なカレーだった。
帰る前の日の10月10日はストーブを燃やすほど寒くなった。
*壊れた靴
高山の4日目で、私の履いて来た靴のつま先のゴムが剥がれて来た。
この靴は気に入っていたし、履き易いので棄てるという選択肢は無かった。アロンアルファで接着し、そこをビニール紐で縛って履いている。
家に帰ったら捨てるが、こちらで靴を買い替える気にはならない。
女房に写真付きで連絡したら、「ケチ臭いことをしないで!、みっともない」と 返信が来た。