■カヌー&スラローム競技場
手帳で調べたら、1年前の2018年9月に葛西臨海公園に行っていた。
1年ぶりに、また行ってみた。
その理由は「1年前に工事中だった葛西臨海公園の隣接地に建設中のオリンピック・カヌー&スラローム競技場が、そろそろ完成したのではないか?」と思ったからだ。
この競技場は、葛西臨海公園の大観覧車に乗ると丸見えである。
葛西臨海公園の入口から見た「大観覧車」(117メートル)
最近はオリンピックの出場権を賭けて、日本選手が参加して色々な競技が行われている。カヌーはマイナーな競技だが、その為に莫大な金を掛けて競技場を作っている。
私は「多摩川でやれば、お金が掛らない」と思ったが、調べてみたら「カヌー&スラローム競技は人工競技場で行うこと」と決められているのを知った。
台風19号が近付いて来ていて、天気が段々と悪くなって来ている。
葛西臨海公園には今までに何回も行っている。
その目的は「水族館でマグロの遊泳を見る」ことであった。
マグロの遊泳は、いつ見ても安らぐ。
今回はマグロ以外で、初めて葛西臨海公園に行った。
だから今回は、大観覧車のある場所以外のところは行かなかった。
JR京葉線の高架鉄道と、その先の都心の風景。
公園は無料で、東京湾に面している。
地下鉄で「月島駅」で降りて、有楽町線で3駅先の「新木場駅」でJRに乗り換える。
電車はいつも混んでいるが、葛西臨海公園駅で降りる人は少ない。
ほとんどの人は次の駅の「舞浜駅」で降りる。そこには東京ディズニーランドがあるからだ。
右手にはディズニーランドのホテルが見る。
この大観覧車は以前は「東洋一&日本一の高さ」と書いてあったが、今回は「日本有数の観覧車」と書いてあるところを見ると、どこかに抜かれたようだ。
観覧車のチケットは700円だが「70歳以上は400円」で、ここでも年寄りの私は優遇されている。
観覧車の直径は111メートルで、高さは117メートルである。
「カヌー&スラローム競技場」はほぼ完成している。
チケットを買い階段を上って観覧車の乗り場に行ったら、係員が2人いたが乗る人はいない。400円で観覧車を1周17分間も「独り占め」だった。
左手を見ると、段々とカヌー競技場が見えて来る。
頂上まで行くと、競技場が全て見渡せる。既に競技場は完成していて、水も張ってある。
左上からスタート。下では潜水夫が水に潜って作業をしていた。
観覧車を満喫して下のコスモス園を見るが、もう残った花は少ない。
ところが、久しぶりに「赤トンボ」の群舞を見た。
都心で赤トンボを見ることは無いので、なぜかとても気分が良くなった。オリンピックが近付いたら、カヌーの練習も始まると思うので、また見に来よう。
赤トンボは秋を感じさせ、また懐かしい。
(おまけの話)
私は前回の東京オリンピックを見たことがあるので、今回はチケットを買って見に行くほどには興味が無い。チケット入手は大変な競争率だったようで、殆どの人が買えなかったようだ。
ところが最近のネットニュースで、私は腹を立てている。
それはまた中国人である。
中国人の違法転売業者に接触した記者が、記事を書いている。
築地市場の跡地の工事中(10月8日現在)
(オリンピックの時は選手の移動用のバスの駐車場になる)
「ウチには並び屋として雇ってる在日中国人が400人くらいいるから簡単ヨ。第1次抽選の前に、彼らにSNSのグループチャットで『当選した五輪チケット買い取るヨ』って呼びかけたら、80枚集まった。」
「日本に住んでれば中国人でも応募できるからネ。チケットは定価の倍で買い取って、中国のSNSとかで5~10倍の価格で売る。買うのは富裕層の人たち。中国にはイッパイいるからネ」
「オリンピック選手村」(10月11日現在)
(既にオリンピック後の、マンションの販売は始まっている)
「当選者以外は入場が出来ないはず」と思っていたら、抜け穴がある。
「来場予定者名なら、チケット販売サイトで競技当日まで何回でも変更できるから問題ないヨ。購入者からカネが振り込まれたら、まずチケットの当選IDとパスワードを知らせる。」
「それをもとに購入者が販売サイトにログインして、自分の名前に変更すればいい。登録メールアドレスとパスワードも変更すればOK」。
腹が立つなー!、「金さえあれば、何でも出来る」と思っている中国人を、なんとかしないといけない。
私はオリンピック委員会に、HPからこのことに付いて質問を出しているが返事が無い。
オリンピックで使われる国立競技場(10月15日)
(内部が見えないが、ほぼ完成しているらしい)