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[2019.11.13]
■ジジイ度の判定
(今回の写真は秋の上高地の自然です) 
 
若い頃は年寄りのことをあまり考えたことは無かった。 
仕事のことで頭がいっぱいで、年寄りを気にするほどの余裕が私には無かったのである。 
 
また父親が若くして亡くなったので、身近な年寄りは元気な母親だけだったことも影響しているかもしれない。 
 



自分がジジイになっているのに、外で見掛けるジジイに腹を立てている。深層心理では「自分に腹を立てている」のかもしれない。 
自分が年寄りになって、やっと年寄りの気持ちや立場が分かるようになった。 
 
現役の人の出す掛け金で年金を頂いている身としては、「ジジイで悪いか?」と開きなることも出来ない。 
 
 
 
ジジイの特徴を書き出してみた。 
すぐ思い当たるのは「鈍い」、「迷惑」、「くどい」、「邪魔」、「臭い」などだろうか? 他にも自分で気が付いていないこともあるはずだ。 
 
一方で良いジジイもいる。彼らは「尊敬」、「見習う」、「教えを乞う」、「目標」、「豊富な知識」などの言葉が似合う。 
 
 
 
私の場合は「悪いジジイ」と「良いジジイ」の中間にいるのではないかと、自分だけで思っている。誰にも聞いたことが無いから、買い被りかもかもしれない。 
 
自分がどれだけジジイかを、自分なりのジジイ度の尺度で判定してみた。 
 
 
 
(上段・・・ジジイ強、下段・・・私) 
 
1、歩く時に足元を見ながら、足を引きずるように歩いて段差でつまずく。 
(私)遠くを見て、足を上げて歩く。 
 
2、パソコンが怖いのでアップデートをしないし、決まったサイト以外は見ない。 
(私)アップデートはするし、色々なサイトを見てフリーズになっても自分でネットのトラブル情報を探して直す。 
 
3、床屋は1200円のQBハウスに行く。  
(私)有楽町の普通の床屋で、顔のクリームマッサージもする。 
ただし、早朝割引きの午前10時までに店に入る。 
 
 
 
4、お金を持っているのに、安パック旅行しか行かない。 
(私)自分で企画して、家族同行の時以外はJRグリーン車に乗らない。 
 
5、スマホを買わず、今でもガラケーを使っている。 
(私)これは私に当て嵌まる。スマホ依存症も嫌だし、仕事をしていないので必要を感じていない。 
 
6、新聞とテレビしか見ないので、左翼思想に染まっている。 
(私)ネット情報も見るので、左翼系のコメンテーターの解説が変だと分る。 
 
 
 
7、自分の着るものは、引退後は買ったことが無い。 
(私)古いものを大事にしているが、時々は流行りのシャツ、ズボンなど買う。 
 
8、映画はなん10年も、見たことが無い。 
(私)最低でも月に3本、多い時は7本も見る。 
 
9、寂しいのか、駅やスーパーで係員やパートタイマーに話し込む。 
(私)用事以外で話し掛けることは無い。 
 
10、ちょっとしたトラブルでも、場所も弁えず大声で怒鳴る。 
(私)大きな声を出すことは無い。出すのはカラオケの時だけ。 
 
私の成績は10問中9問が当てはまらないので、まだ大丈夫ではないだろうか? 
 
カラマツの落ち葉。 
 
 
(おまけの話) 
最近になり女房が話し掛けて来た時に、「なに?」と聞き返すことが増えた。パソコンなどをしている時に話し掛けられても、分からないのは当り前と思っていた。 
 
ところがどうも違うらしい。声は聞こえるが、言葉が聞き取れない。 
これはどうも老人性難聴なのかもしれない。 
 
 
 
女房は「補聴器を買え」と言うが、どうもまだ補聴器には抵抗がある。 
そんな時にマンションの友人が高額な補聴器を買ったが、使っていないと聞いた。そこでそれを借りて、試しに使ってみた。その結果である。 
 
*自分の歩く揺れを補聴器が拾い、その度にドンドンと音がしてうるさい。 
*バスに乗ると僅かな揺れを補聴器が拾い、それでズンズンという音がする。 
 
友人から借りた安い方のNIKONの補聴器。 
 
 
*普段は聞こえていない音も拡大して拾うので、自動車の音や通行人の声など大きく聞こえてうるさい。 人間の耳は不要な音は聞かないように出来ている。 
 
*風が吹いたり歩いて風を切ると、その音も拾ってしまいうるさい。 
*ボリュームを絞ると、今度は補聴器が耳栓の役目を果たしてしまい、何も聞こえなくなってしまう。 
 
*補聴器とは厄介なもので、まだまだ改良の余地が大きいようだ。 
 
地面から湧き出た氷柱。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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