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[2020.01.25]
■伊達市の帆立貝
(2015年01月23日) 
 
伊達市から宅急便で帆立貝が届いた。 
これは私が伊達市の「心の伊達市民」という制度に入会していて、年会費で伊達市名産の好みのものを送ってくれているからである。 
 
届いたばかりの新鮮な帆立貝。 


私が伊達市に滞在中に市役所の幹部職員と相談して、この「心の伊達市民」という制度が出来た。だから私は「心の伊達市民」の第1号に登録した。 
 
最近は全国の市町村が「ふるさと納税」の制度を作り、その町の名産品を送ることをしているが、伊達市が採用したのは早かった。 
 
開くと大きな貝柱が出て来る。 
 
 
伊達市の名産品は色々とあるが、私は決って「帆立貝」を頼む。 
毎年、1月の後半に帆立貝が送られて来るが、伊達市がある噴火湾で獲れた帆立貝は特別に美味しい。・・・・と、贔屓目からか?、そう感じる。 
 
剥き身にして、夕食に備える。 
 
 
帆立貝は女房がすぐに貝殻を取って、中身を出す。 
その時に一緒に送られて来る、貝殻剥きの道具が優れもので、非常に便利である。 
 
剥いてる時から、ラーちゃんは女房の足元から離れない。 
なにしろ、ラーちゃんがこの世で一番好きなのが帆立貝なのだから・・・・。 
 
ラーちゃんの大好物。お代わりを要求している。 
 
 
夕食には帆立貝の刺身とフライが出て来た。 
刺身は甘くて美味しい。 付き合せのレモンとの相性も良い。 
フライがまた美味しい。 油で揚げても、甘みは減らない。 
 
新鮮な刺身になる。 
 
 
帆立貝は私に伊達市を思い出させる。 
海岸近くに行けば、捨てられた帆立貝の貝殻があちこちで見られた。 
 
帆立貝の貝殻で、建築用の壁財を開発して販売しているKさんの顔が目に浮かぶ。ホタテ漁に連れて行ってもらった漁師のIさんの顔も浮かぶ。 
 
フライは3個も食べれば、腹一杯となる。 
 
 
食事を終ったら、室蘭に住んでいた同級生のAさんから3年ぶりに電話があった。彼の縁で、私は12年前から伊達市に行くことになったのである。 
 
そのAさんは昨年の11月に室蘭の家を引き払って、神奈川県の家に戻ったそうだ。なんだか1つずつ伊達市との縁が薄くなって来ているに感じる。 
 
私が元気な内に、もう1度、第2の故郷である伊達市に行かなければと思っている。 
 
この日の我が家の夕食は帆立貝だけ。 
 
 
(おまけの話) 
伊達市に滞在中に漁協の理事長にお願いして、 帆立貝漁に行ったことがある。ある日に、3年前に海に放流した帆立貝の収穫を見せてもらうことになった。 
 
船は船長が1人だけで漁を行う。 私はカメラマンで乗船した。 
 
 
 
漁は出航から5時間くらいは港に戻らない。 
私は途中で寒くなり、小便をしたくなった。 
でも船は漁師にとっては神聖なものだと思ったので、我慢していた。 
 
 
 
我慢が限界に達した時に、嬉しいことに船長が小便をしたのである。 
彼は船べりに立って、堂々と海に向かって放水した。 
それを見て、私も彼に見習って放水した。 
 
ところが彼と違って私は年寄りなので、勢いが足りず小便が船べりにかかってしまう。 
船長が私の方を見なかったのを幸いにとぼけていたが、あれは情けなかったなー。  
 
噴火湾ではカレイも釣れる。 滞在中はSさんに船で何回も連れて行ってもらった。 
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▼コメント(1)
名前:solus  2020.01.25 11:37:18
今年もよろしくお願いいたします。  
   
噴火湾の帆立貝、数年前より深刻な不漁が続いております。  
   
以前は地元漁師さんから、よくおすそ分けをいただきましたが、今や貴重品になりつつあります。  
   
また以前の様に豊漁になるよう祈るばかりです。  
   
それにしても立派で美味しそうなホタテですね。  
   
ラーちゃん、お利口ですね。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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