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[2020.03.01]
■新型コロナウィルス(2)  
 
新型コロナウィルスの話題の第2弾である。 
毎日のニュースでは、「X県で新たに新型コロナウィルスの患者が発生した」と報道している。 
 
ウィルスの専門家が解説するのは許せるが、芸能人などのド素人のコメンテーターが偉そうに解説するのは腹立たしい。ニュース番組が井戸端会議になっている。 
 
右から電通ビル、資生堂ビル、コンラッド・ホテル(仮設・都道2号線の歩道から) 


ウィルス騒動で世の中が全て委縮してしまい、不要不急の人が家に籠るようになった。我が家から見えるビルの電通は5000人、資生堂は8000人が在宅勤務となった。 
 
イベントも次々と中止になり、27日は安倍首相が「小中高は3月2日から休校にする」とテレビニュースで発表していた。スポーツも無観客で試合を行うそうだ。 
 
サラリーマンのインタビュー場所の新橋駅前。 
 
 
経済では株式市場が大幅下落が続いていて、私も少なからず被害を受けている。東京オリンピックも中止とか、延期の話も出ているようだ。 
このウィルスの発生源は中国なのだから、中国は世界に向けて謝罪すべきではないか? 
 
例えば火事を出した家は、延焼したりした近隣の家に謝罪をするのに中国はしない。呆れるのは、日本と韓国から中国への渡航者は2週間の隔離をすると言い出した。 
 
歌舞伎座も3月2日の公演からしばらく中止。 
 
 
愚痴を言っていても仕方ないので、私は不要不急の人だが街に出掛けて行った。出掛けてみて分かったことがある。 
 
どうやらマスクが不足しているからか、最初の頃から見るとマスクを買えず意に反してマスクをしていない人が増えたように感じる。 
 
またランチを食べに店に入ると、お客が少ない。サラリーマンはウィルスが怖くて店に行かず、コンビニ弁当で済ませているようだ。 
 
サラリーマンの聖地の駅前看板「新橋で疲れてちゃいられない」。 
 
 
そこで私は気が付いた。「映画館に行こう。そこなら安全ではないか?」と思った。ネットで映画館の座席表を検索してみると、極端に予約数が少ない。 
 
これなら「濃厚接触」も起きないし、こんな時に映画を見に来る人は特に新型コロナウィルスを警戒しているはずだ。 
そんな理由でTOHOシネマ日比谷に映画を見に行った。 
 
「スキャンダル」・・・★★ 
 
 
映画館は20%以下の入りのように見えた。隣の人とも離れていて、とても良かった。次に渋谷のBunkamuraで公開の映画「レ・ミゼラブル」の予約をしようと思った。 
 
ところが「3月10日まで全ての興業を中止」と表示されていた。 
映画が駄目となると、行くところが無い。 
図書館は暇なジジイが多いし、ウォーキングするしかないかー。 
 
「レ・ミゼラブル」 
(パリ郊外の街を舞台に現代社会の抱える闇を描く) 
 
 
政府は「この1~2週間が感染拡大防止に極めて重要だ」と言っている。新型コロナウィルスに感染したかどうかを検査する方法は「PCR」という方法だそうだが、専門家が出て来て解説している話を聞いて驚いた。 
 
「PCR検査は万全ではなく、感度は30~70%」だそうで、そんな感度で陽性・陰性を判断している。だから陰性の人が陽性と判断されてしまう恐れもあるし、逆もある。まだまだ沈静化は遠いように思う。 
 
TOHOシネマ日比谷のコンセッション。 
(Fukushima50を盛んに宣伝している) 
 
 
(おまけの話) 
マスクがドラッグストアから消えた。 
出掛けた時は必ずドラッグストアを覗くが、店頭に「マスク売り切れ」の貼紙が出ている。 
買いたくても買えないという状況は、私は以前に経験している。 
 
それは1973年の第一次石油ショックの時で、その時はトイレットペーパーだった。今ならウオッシュレットが普及しているので、トイレットペーパーが無くても困らない。 
 
色々な場所にアルコール消毒液が置いてある。 
 
 
ウイルス騒動の最初の頃は、私はマスクを使い捨てしていた。 
ところが我が家にはマスクの在庫が少なくなって来たので、私は仕方なく使用済みのマスクを洗って使うようにしている。 
 
そんな時に女房がネットでガーゼを注文し、それで手製のマスクを作ると言った。こんな時は器用な女房はありがたい。 
 
マスクはどこでも品切れである。 
 
 
届いたガーゼで女房は試行錯誤をしながら、立派なマスクを作ってくれた。市販のマスクの使い終ったものは捨てずに取って置き、鼻の部分の針金と耳に掛ける紐は切り取る。 
 
それを手作りのマスクに再利用する。 
出来上がったマスクは見た目は市販のものと遜色が無い。 
これで我が家はマスク騒動に巻き込まれないで済みそうだ。 
 
女房の手作りマスク(市販のものと区別がつかない) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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