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[2020.03.09]
■新型コロナウィルス(4)
 
新型コロナウィルスが世界的に拡散してしまい、なかなか収まらない。 
私の関係しているベトナムの状況が気にかかる。 
 
そこで在日ベトナム大使館のHPを見たら、「中国、韓国、イタリア、イランの4ヶ国からの入国者は全員、隔離措置を取る」とあった。 
 
なぜか、そこから日本は除外されている。 
ベトナムが親日国であることも関係しているのかもしれない。 
 
新宿駅西口の液晶パネルの広告塔「Welcome 2020 TOKYO」 


ベトナムでは16人の感染者が出たが、現在は全員が回復し、その後の発生は抑えられている。 
 
自由主義国の日本と違いベトナムは社会主義国なので、国民に強制してテト(旧正月)休みから引き続き学校は幼稚園から高等学校まで今(3月6日)でも一部を除き休校している。 
 
だから私の関係している「KAIZEN日本語学校」も休校している。 
中国も有無を言わせず強制という点では同じだが、こういう時には全体主義の国は有利に働く。 
 
 
 
日本に仕事で来ているベトナム人のハンさんからメールが来た。 
その概略は「帰国を3月28日午後3時の便に決めていたが、昨日、VN航空から28日の私の乗る予定の便はキャンセルになった」。 
 
「午後3時の便は乗客が少ないので、午前9時の便に一緒にまとめます。するとベトナム空港に到着する時間は昼間なので、新型コロナの検査が出来るからです」。 
 
 
 
更に「しかし、28日9時の便は確定かどうかはまだ分からないので、VN航空から連絡待ちです。午前9時の便に乗るのは大変です。空港までバスで3時間かかるので、朝4時に出なければならない」。 
 
「今はベトナムでは新型コロナは大丈夫らしい。韓国で新型コロナ発生が爆発的に増えて、韓国からベトナム人がどんどん帰国するので、政府は対応しきれず飛行機便をSTOPした」とあった。 
 
 
 
そして小学生の子供がいるハンさんは、続けて「ベトナムでは学校がなかなか再開しない。私の子供もまだ学校へ行けない。大学だけ3月初めからOKらしいです」。 
そこで私は彼に連絡し、帰国のお手伝いをすることにした。 
 
私から提案したのは「前日の27日に東京駅に来る。荷物をロッカーに預けて、一緒に桜を見に行く。その後、東京駅に戻り、そこから1000円バスで成田に行く」。 
 
 
 
「そして成田でカプセル・ホテルに泊り、翌日の7時に空港に行く」という計画だ。これがベストの方法だと思うと、ハンさんにメールを送信した。 
 
メールが来た翌日に私の顧問先のベトナムのESUHAI社の日本支社代表のS子さんから電話があった。 
 
「ベトナムに出張していて、昨日、日本に戻った。日本ではマスクが手に入らないので、ベトナムで買って来た。ベトナムでも入手困難だったが、少しだがお裾分けする」と言った。 
 
 
 
私は彼女に「マスクは私の女房が手作りした。だからそれは東京支社の社員に分けてあげて下さい」と伝えた。S子さんがわざわざベトナムからマスクを買って来てくれたその気持ちがとても嬉しかった。 
 
彼女の話では「KAIZEN日本語学校では生徒は休みにして先生だけが出勤し、ネットを使ってオンライン授業を行っている」というから驚いた。 
 
ベトナムのネット利用は日本に負けていない。もしかしたらベトナムの方が進んでいるかも? 
 
 
 
(おまけの話) 
台湾から日本に帰化したLさんという男がいる。 
彼とはもう40年以上もの付き合いで、私は台湾の亡くなった両親とも親しくしていた。 
 
また2017年にはLさんの兄弟にお世話になり、「台湾にいまも残る日本」を探す旅に出た時には大変にお世話になった。この時の様子は「台湾紀行」で書いている。 
 
Lさんが台湾出張時に飛行機から撮影[1] (2月18日) 
 
 
私と女房が写経を始めた時に、Lさんに写経の半紙に押す印鑑の制作を頼んだ。これもブログの「継続は力なり」に書いている。 
昨年末に印鑑の制作を頼んで3ヵ月近く経っても、まだ出来上がらない。 
 
しかも問い合わせても、返信も無い。「春節には義母の住むヒューストンに行く」と言っていたが、それにしても長い。心配なので、2回もメールを出した。 
 
Lさんが台湾出張時に飛行機から撮影[2] (2月18日) 
 
 
3月4日になり、やっと返信が来た。 
そこには「お世話になります。2月は2回も台湾工場監査の出張がありまして、帰国後また新潟出張・都内出張で空港・飛行機・駅・電車を繰り返しの日々でした」。 
 
「小生の体調は問題ないと思いますが、正直飛行機は怖いので機内食も食べませんでした。全員一斉にマスクを外す時間帯には食べない人は結構いました。私も食べませんでした」とあった。 
 
狭い閉鎖空間で機内の空気が循環する飛行機は、新型コロナウィルスが怖い。 
 
2004年に、私がネパールに行った時に飛行機から撮影。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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