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[2020.04.13]
■武漢ウィルス(17)・・・年寄りの冷や水  
 
「緊急事態宣言」が出された後も、東京のコロナ感染者数は増え続けている。もっともこの人数は、宣言が出る2週間くらい前後の感染だと思われる。 
 
4月7日に宣言が出されたのだから、それから遡ると3月末の3連休あたりになる。あの頃は東京ではお花見の真っ最中で、私も桜の写真を撮りに出歩いていた。 
 
(今回の写真は4月10日の近隣の夜景です。外出自粛で運動不足なので、 ウォーキングに行って来ました) 
 
豊洲大橋を歩く(都道2号線) 


宣言が出されてからは、さすがに東京の盛り場も閑散として来た。 
それでもサラリーマンの多くは、満員電車に揺られて通勤している。 
 
「テレワーキング」と言われても、物理的にも能力的に出来ない人もいる。この時代でも、PCを自由に使いこなせないサラリーマンも多くいるらしい。 
 
豊洲大橋から豊洲市場を見る。 
 
 
会社の仕事を自宅ですると、問題も起きている。 
「前から家には亭主のいる場所が無いので、仕事をする場所が無い」、「1日中、家にいられたら、女房がノイローゼになる」、 
 
「会社と違いハッキングの心配がある」、「重要情報の持ち出し禁止の規定がある」など、数え上げたら沢山ある。 
 
豊洲大橋から豊洲ビル街を見る。 
 
 
外国のニュースでも「DVが増えた」とか、「離婚が増えた」などもあるようだ。日本でも昔から「亭主は元気で留守が良い」という諺があるように、平日に亭主が家にいては駄目なのである。 
 
そういう私もなるべく外出を自粛しているが、結婚以来、今でもほとんど家でお昼ご飯を家で食べなかった私が食べる羽目になっている。 
 
晴海のオフィスビル「トリトン・スクエア」の30階くらいをつなぐ空中通路。 
 
 
まだ自粛してから日が浅いので許されているが、1ヵ月ももたないだろう。でも気兼ねしながら、パソコンに向かっている。 
友人達の多くも高齢者なので、みんなパソコンに向かっているようだ。 
 
そして自分が仕入れた情報を送信して来るが、殆どが私の知っている情報である。なにしろこちらも暇なのだから、見るサイトは一緒である。 
 
東京オリンピックの選手村は完成済み。 
 
 
そんな時に助かるのが、外国人からのメールである。 
ベトナムからは日本語学校の先生方、日本国内からはベトナム人実習生からである。 
 
アメリカの情報でも、個人の体験の話は受け売りではないので信ぴょう性がある。ベトナム人からのメールは日本語が怪しいので、正しく理解するのに時間が掛かる。 
 
都道2号線の交差点から勝どき方面を見る。 
 
 
私もそうだが、年寄りの送信して来る情報は「玉石混交」である。 
書いてみて気が付いた。「あれ、玉石混合だっけ?」。 
すぐにネットで調べたら、私の書いた「玉石混交」が正解だった。 
 
若者はスマホだが、PCにしがみ付いている高齢者は「年寄りの冷や水」ではなく、「年寄りのネット情報」ではないかと感じている。 
 
朝潮運河から私の住むマンションを見る。 
 
 
(おまけの話) 
家にばかりいると女房に余計なことを言ったりして、家庭不和になる。 
最近のニュースでは、コロナウィルスの蔓延で仕事が減ってしまった夫が、 
 
妻から「あんたの稼ぎが悪いから…」と言われて、かっとなって妻を殴り殺してしまった事件があった。「稼ぎが悪い」は男には禁句だ。 
 
朝潮運河に架かる朝潮小橋を渡って、マンションへ帰る。 
 
 
女に対する禁句はなんだろう? 今まであまり考えたことが無かったなー。容姿のことかな?、両親の悪口かな?、それとも料理下手かな? 
 
私は若い頃のことは忘れてしまったが、年をとってからは「褒める」に徹している。でもごく親しい人とは他人の悪口を言い合うと、仲が良くなるということもある。 
でもそれも芸能人くらいに留めておいた方が無難である。 
 
朝潮小橋の上から木場方面を見る。 
 
 
外国でも妻に対するDVが増えているようだし、殺人も起きている。 
これはコロナウィルスが、DVや殺人を犯したようなものである。 
このコロナウィルスはシブトイようで、病原菌と違い完全に消滅することは無いらしい。 
 
コロナ騒動の終息後、1年くらい後にはまた出て来るようだ。 
なんとか早く、私の生きている間に治療薬を開発して欲しい。 
 
マンションの庭からオフィスビル「晴海トリトン・スクエア」を見る。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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