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[2020.04.14]
■武漢ウィルス(18)・・・アメリカ人への質問と回答 
 
外出自粛をしていると、ブログのテーマが武漢ウィルス以外にはなかなか出て来ない。外出しないから、写真も撮影していない。 
そうすると、また武漢ウィルスの話になってしまい、自分でも嫌になっている。 
 
そこで日本では詳しい状況が分からないアメリカのことに付いて、ロサンゼルスに住む女房の従弟に「質問と答え」という形で情報を得ることにした。 
 
隅田川を行く定期観光船「卑弥呼」 


1、外出禁止は命令ですか?  
(答え)カリフォルニア州も法律や命令ではなくて、自粛のお願いです。でもみんな守っています。自覚意識がとても高い。 
 
2、違反するとどうなりますか?  
(答え)取り締まって違反とか、罰金とかはありません。 
 
3、外出するには許可証などが必要ですか? 
(答え)必要ありません、自由に外出できます。みんな自分で外出や集合をしないようにしています。教会礼拝や大学の講義、会社の会議などはZOOMでやっています。 
 
朝潮運河でカヌーの練習。 
 
 
4、車での外出は許可が要るのですか? 
(答え)自由にどこへでも行けます。ただし州境超えは州によって違うと思います。 
 
5、オープンしている業種はなに屋ですか? 
(答え)病院、薬屋、食料品店、ガソリンスタンドです。レストランはテイクアウトだけやっています。コー ヒーカフェもテイクアウトのみでやっています。 
 
朝潮運河で水上清掃船が海に浮かぶゴミを浚う。 
 
 
6、自宅勤務が出来ない業種の人はどうすればいいのですか? 
(答え)多くが自宅勤務で、かつ小人数だけでガラーンとした事務所で働いているというケースも聞きました。しかし、問題は肉体労働者です。 
レイオフで、給料ゼロ、会社によっては、病気休暇を使って給料を払うところもあるが、それも限度。 
 
友人のドナは、ハウス クリーニングのメキシコ人メイドを雇っていますが、その間、お金を払い続けると言っています。ハウスクリーニングメイドやウエイトレスは明日にも困るでしょう。 
 
朝潮運河を行く小型ボート(窓から) 
 
 
7、隣近所とのお付き合いも禁止ですか? 
(答え)禁止ではないが、会ったら2メートル離れて手短に話す。 
 
8、レストランなどの休業、会社のレイオフなどの補償はあるのですか? 
(答え)失業保険金プラス$600が支払われる。各家庭に$1200のチェックが届く。 年金受給者を除く。 
 
隅田川を行くタグボートと運搬船。 
 
 
9、なにか他に特別な禁止事項はありますか? 
(答え)ない。 
 
10、ロサンゼルスは都市封鎖ですか? 
(答え)封鎖ではない。自粛で都市封鎖ではない。鉄道もバスも走っている。 
 
11、期限はいつから、いつまでですか? 
(答え)3月16日から無期限。様子を見て決める。 
 
築地大橋の下を間もなく、くぐる卑弥呼。 
 
 
12、引退した人にも、なにか手当のようなお金は出るのですか? 
(答え)引退者には出ない。 
 
13、どんなことが一番、困っていますか? 
(答え)困るという程ではないが、毎日家にこもっているのは精神的に鬱屈する。 近くの散歩はできるが。 
 
14、どんなことが一番、辛いですか? 
(答え)世界の最悪の事態を考えることと、毎日のニュースを見ること。 
 
レインボーブリッジを背景に、東京湾を進む卑弥呼。 
 
 
(おまけの話) 
TVニュースで「ロサンゼルスでは10日から、スーパーマーケットに入る時にはマスクをしなければならない。違反者には罰金を課す」と放送していた。 
 
そこで現地に住んでいる女房の従弟に、このことを追加で質問した。 
「本当です。法律化されました。リバーサイド・カウンティでは最高で1000ドル」。 
 
豊洲市場の屋上緑化広場から見たパノラマ風景。 
 
 
「取締りですが、警察官は忙しいので、ギャングとかホームレスとかの小さな犯罪は構っていられないと察します。ビバリーヒルズ市は家から一歩外に出る時も、マスク着用が義務となりました。 
 
スーパーのキャッシャー・カウンターにはお客との間にプラスチック板が立てられて、唾などが飛ばないように配慮しています」。 
 
現地からの報告は、TVでは分からないことを知らせてくれるので楽しい。 
 
 
 
日本人が以前からマスクをしていたことに付いても聞いてみた。 
「アメリカ人は別に日本人がマスクをしていたことを笑ったり、軽蔑したことは無い。むしろ衛生に関して几帳面な日本人を尊敬している。 
 
トランプ大統領がマスクをしないのは、自分の顔が隠れてしまい、ナルシストの彼にはそれが堪えられない。マスクをするのはマッチョじゃないとでも思っているのだろう。なにしろ科学を信じない人だから」。 
 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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