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[2020.04.22]
■武漢ウィルス(25)・・・・ウィルスを避けられるか?
 
毎日、夕方のTVニュースで、「本日の東京の感染者数」が発表される。 
4月17日には200人の大台を越えてしまい、「どうなるのか?」と心配した。18日には181人と少し減ったので、やれやれと思った。 
 
19日(日)は前日より更に減って、107人だった。 
20日は102人だった。 
感染者数を毎日、気にする生活は「もう嫌だ!」。 
 
豊洲大橋から見た「豊洲ぐるりパーク」と「豊洲市場」。 


19日は日曜日で、朝から快晴だった。 
引き籠りに飽きている私は人混みを避けて、「豊洲ぐるりパーク」に散歩に行った。都道2号線の側道を歩いて行って、驚いた。 
 
大勢の人がウォーキング、ジョギング、サイクリングなどをしている。 
私と考えることは一緒だった。でもここでは「3蜜」は無いから安心だ。 
 
    豊洲市場がある埋めて地の周りを「ぐるり」と取り巻く公園。 
 
 
しかしマスクをすれば感染しないかといえば、決してそんなことは無い。感染経路はまだハッキリしないが、私の想像では「手から口や鼻へ」、「公衆トイレの部屋の中で」が大きな理由のような気がする。 
「手から」というのは、色々な場面で出て来る。 
 
豊洲ぐるりパークの遊歩道から見る「豊洲大橋」。 
この橋を渡って、私は歩いて来た。 
 
 
私の一日の行動から、「手から」という項目だけを調べてみた。 
部屋を出てエレベーターに乗るために、エレベーターホールでボタンを押す。 
 
これが出掛けて1回目の感染危険行動だ。 
エレベーターに乗ったら、1階のボタンを押す。これで2回目。 
 
遊歩道では釣りをする人を多く見かけた。 
(上に見える鉄橋はレインボーブリッジ) 
 
 
外へ出たら、極力、なにかに触らないようにする。 
自販機は利用しない。外食もしない。 
携帯電話でメールを見たり、話をする。これで3回目。 
ウロウロしながら、カメラで写真を撮る。4回目。 
 
戻って来たら、入り口のセンサーにカードキーをかざす。これで5回目。 
エレベーターホールに入るために、カードキーをかざす。6回目。 
エレベーターを呼ぶ。7回目。 
乗ったら、行く先のボタンを押す。8回目。 
 
遊歩道から東京タワーが見える。その右側は虎ノ門ヒルズ。 
 
 
部屋の入口でセンサーにカードキーをかざす。9回目。 
ドアノブを掴んでドアを開く。これで10回目。 
玄関に入ったらハンカチを取り出して、それでドアの内側のカギを掛ける。すぐに洗面所に行って丁寧に手を洗い、うがいをする。 
 
出掛けた時に、なにもしなくても10回もコロナに感染しそうな行動をしている。バスに乗って出掛ける時は、手摺のパイプに掴まる。 
 
   透き通るような青空にはヘリコプターが現れた。   
 
 
パンなどを買いにスーパーに行けば、買い物籠を持って色々な食品に手を触れる。部屋に戻る時に、3階の自宅用の郵便ポストのダイヤルを廻す。 
宅急便が来れば、それを受け取る。 
 
この他にゴミ出しは私の役目なので、ゴミ集積場でドアとゴミ箱に触れる。こうして考えると、至るところで感染の危険と同居している。 
注意していても、感染したら「運が悪かった」と考えるしかないと思う。 
 
南天の植え込みが綺麗だった。 
 
 
(おまけの話) 
私の友人の奥さんに、極端に潔癖な人がいる。 
その人の名をX子さんとしよう。 
世の中には平気な人もいるが、どちらかといえば潔癖な人の方が多い。 
 
親しい友人の奥さんの作った「おにぎり」を食べられない人がいる。 
最近は「おにぎり」はコンビニで買うから、他人の握ったおにぎりを食べられない人は増えているだろうと思う。 
 
豊洲大橋から見た光景。左は豊洲市場、中央はレインボーブリッジ。 
右側は東京オリンピックの選手村。 
 
 
X子さんは亭主の清潔に対して、異常に厳しい。 
「他人は部屋に入れない」、「外部のものは部屋に持ち込ませない」を厳守している。だから友人で、彼の家に行ったことのある人はいない。 
 
彼女は家の中を「中と外」に分けている。 
玄関と亭主の部屋は「外」となっている。 
外から中に入ったり、入れたりするためには消毒に近いことを要求する。 
 
遊歩道から見た私の住む「勝どき地区」 
 
 
亭主は外から帰って来たら、必ずシャワーを浴びなければ居間に入れない。シャワーを浴びたら、必ず着替える。 
携帯電話は、自室以外では使えない。 
だから彼は一度、外へ出たら、なかなか家の中に入りたがらない。 
 
買物は袋から出して、中身だけ家の中に持ち込む。 
これは良く考えてみたら、新コロナウィルスの感染防止に完全に合致している。遂に待ちわびた、X子さんの時代が来たのかもしれない。 
 
豊洲ぐるりパークの先端から、レインボーブリッジ方面を見る。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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