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[2020.08.06]
■産業遺産情報センターの「軍艦島」 
 
今回は「世界遺産」で、私が怒っている話である。 
最近は高齢者にキレる人が増えているようであるが、これは病気のようだ。 
 
その原因は「年齢を重ねると、ホルモンの減少などで活動的でなくなる。そして老化による脳の萎縮で、怒りを抑えるブレーキが効き難くなる」そうである。 
 
        長崎県にある「端島」・・・通称「軍艦島」 


日本中に多くの世界遺産があるが、今回の話は「軍艦島」のことである。2015年に日本は「明治日本の産業革命遺産」として、「軍艦島」をユネスコに申請する予定でいた。 
 
その時に同じく韓国も、自国の遺産を申請する予定となっていた。 
ユネスコの会議では、日韓両国は友好的にお互いの遺産を推薦する約束になっていた。 
 
総務省統計局の入口の右奥の白い建物が「産業遺産情報センター」 
 
 
韓国の審査が先だったので、日本は賛成した。ところが日本の番になったら、韓国は約束を破り「軍艦島で起きた朝鮮人徴用工の強制労働を認めなければ、賛成しない」と言い出したのである。 
 
困った日本は「記念館に、そのことを書いて説明する」と、韓国に言って了解してもらい審査をパスした経緯がある。 
今回のことは韓国に騙された日本が甘過ぎた。 
 
しかし一方で私は最近の世界遺産認定は政治的過ぎるので、私はあまり評価していない。 
 
           「産業遺産情報センター」 
 
 
軍艦島の記念館が【産業遺産情報センター】という名前で、新宿区若松町にオープンした。私は軍艦島に行ったことがない。 
そこで韓国に騙された挙句の約束がどのように表示されているのかに興味が沸き、見学を申し込んだ。 
 
ここもコロナウィルスの影響で見学者はインターネットで申し込み、見学者の人数も絞り、見学日と時間も勝手にセンターの都合で決められてしまった。 
 
          入口でもらったパンフレット。 
 
 
7月28日の午後1時半の指定で、大江戸線「若松河田駅」から数分のセンターに行った。行ってみたら、この日のこの時間の見学者は私だけだった。 
 
高齢男性ガイドが展示物を案内して説明している途中で、この施設のセンター長である加藤康子さんが挨拶に現れた。 
入館時に私が「韓国の理不尽な要求に怒って、どのような説明書きがあるか見に来た」と言ったのを係員から聞いたのだろう。 
 
      館内は写真撮影禁止なので、パンフレットから。 
 
 
彼女は私と違い立場もあるので、「強制連行の証拠は無い」、「展示物を良く見て欲しい」と言って去って行った。 
軍艦島の資料は広い別室にあり、当時の炭鉱労働者の給与明細書、そこで働いていた朝鮮人の証言などがビデオや手紙などで大量に陳列されていた。 
 
そしてどこにも強制労働の説明書きは無かったので、最近の日本政府の毅然とした態度の変化に驚いた。係員も暇だったのか、1時間半も私に付き合ってくれたので良い時間を過ごせた。 
 
   「造船」、「製鋼」、「石炭」の3ゾーンに仕分けされている。 
 
 
韓国での元徴用工訴訟を巡り、差し押さえられた被告企業の資産売却を裁判所が命じた資産差押えの手続きが8月4日に完了し、現金化が可能になった。 
 
実際に現金化が行なわれれば、日本政府は対抗措置として色々な手段を持っている。一番影響が大きいのは「金融制裁」のようで、それをやられると韓国経済はもたない。 
「隣同士は仲が悪い」というのは世界の常識だが、さあ、この先どうなるか? 
 
      世界遺産は23ヵ所の資産が一体として登録された。 
 
 
(おまけの話) 
少し前だが、韓国でベストセラーとなった「反日種族主義」の日本版を読んだ。そこには韓国人が教えられた間違った歴史を、韓国人の学者が資料をもとに説明している。 
 
慰安婦問題から始まり、最近の話題の強制労働まで正しく解説してありとても面白い。この本は韓国では大反響を呼んだが、現在の政権関係者は逆に問題視し裁判に訴えた。 
韓国では図書館からこの本が排除され、著者は「親日派」のレッテルを貼られている。 
 
    【反日種族主義】(韓国語版)  (日本語版)★★★ 
 
 
「反日でなければ韓国人にあらず」という雰囲気が蔓延している韓国で、この本を出版した勇気は凄いと思う。韓国ではネットを通じて若者が少しずつ自国の正しい歴史を知るようになって来ているのは喜ばしい。 
 
最近は長年にわたり慰安婦を支援して来た正義連(旧挺対協)の代表が国会議員になったのをきっかけに、慰安婦代表のイ・ヨンスさんから会計不正で訴えられた。 
 
           「造船ゾーン」の説明。 
 
 
「私達がもらうべき寄付金はどこへ行った?」、「私達を個人の金儲けの道具に使っただけで、 娘をアメリカに留学させている金、5軒も持っている家の金はどこから出た金か? 
 
そして自分は国会議員になっている」と暴露した。日本大使館の前で 
28年間も続けて来た、水曜集会に参加して寄付を続けて来た女学生達が利用されたのも気の毒である。 
 
「慰安婦問題の闇は深い。夜明けは遠い」と感じた記事だった。 
(その後の情報で慰安婦バアちゃんは正義連に戻り、「東京に慰安婦像を建てる」と言っている。韓国は分からない国だなー) 
 
       「製鋼ゾーン」の説明。       
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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